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医療

医師への謝礼の相場はいくら?

投稿日:2014年11月18日 更新日:

主任教授が医局員に私の知り合いだからと優先的に入院させるように言ったら、医局員はそれに逆らうことはできない。入院の優先順位は非常に大きな問題でもある。とくに大学病院では入院待ちで順番を待っている患者が多いために、特別に入院の順番を早くするにはコネが必要となるようだ。教授であれば大学病院への入院を知り合いから頼まれた時、治療のお礼として謝礼を受け取るケースは一般の医者より多くなるという。

医局によってはこれを完全転ガラス張りにして、医局に全額を入れ、医局の運用費用に充てるところもあるようだ。また、入院を紹介した家族や患者からの謝礼は高額になるケースが多いと思いといわれる。さらに外科的な手術となると、露骨にいくら出して欲しいと言う教授までいるという話だ。これも数十万から、ときには百万単位の金になるらしい。

これも大学病院へ入院させたり退院させる明確な基準なり、規則、あるいは監視機構がないために、教授が利権として握ってしまう可能性があるようだ。

関連病院からの謝礼

医局側としては、関連病院は大学病院の患者の病状が落ち着けば、転院させる病院として使え、大学病院のベッドを空けることができる。こういう自分の医局員を派遣している病院は、ジッツ病院と呼ばれ、医局の人事にも影響する非常に重要なものだ。それによって周辺の病院では比較的安く医者を雇用できるというメリットがあるし、派遣されてきた医者に不満があれば、教授に文句を言い、別の医者を派遣してもらえる。

ジッツ病院は安い労働力が欲しいために、やはり教授に謝礼を渡す可能性がある。例えば助手のポストがなく、医局にいられないという状況なら、ジッツ病院へ派遣していわゆる医局の食い扶持を減らす必要がある。数十万から百万くらいの金を渡したり、研究費として医局へ寄付という形をとることも多いようだ。

しかし、最近ではこういった収入は減る傾向にある。これからはさらに医者余町時代になってきて、ジッツ病院として医局の傘下にいた病院は、むしろ有利な立場になる。主任教授に頭を下げて、医者を確保する必要がなくなってきたのだ。ジッツ病院側がむしろ医者余り現象で、一つの医局に医者の派遣を頼まなくても、他から医者を安く雇用できる状況になってきたからだ。

※追記

謝礼について、ある内科医の先生から、メールにて現在、患者さんから謝礼はいただいていません、とのご指摘を受けました。

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