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医療

医者の紹介状があるからといって特別扱いは期待しない

投稿日:2014年11月13日 更新日:

ある日、初めて受診する患者さんがいました。たとえば、患者さんとして訪れた人が、かつての同級生だったなんてこともあります。診察室では、びっくりするような突然の出会いがあるようです。本人が診察室に入る前に、受け付け嬢が新しく作ったその患者さんのカルテといっしょに前の主治医からの紹介状を持ってきました。

その紹介状は患者さんから、まず受け付けで、これ、前に行っていた病院の先生からの手紙ですと渡されます。紹介状をもらって、〇〇医大の病院に行ってくださいといわれたのでしょう。すると、受け付け嬢は封を切って、手紙がすぐ取り出せるようにして診察室に届けてくれます。

カルテの表紙をさっと見ておくと、年齢とか病院の近くに住んでいるか遠くに住むか、つまり、入院できるか否かも住所から推定できます。患者さんより先に、カルテと紹介状を見るのはわけがあります。紹介状はご本人が読んだら、気を落としてしまう病名が書いてあったりするので、見ないほうがよいこともあります。ですから、まず患者さんが部屋に入る前に読みます。

お互いに顔を見てビックリ

その患者さんの紹介状は、病気の経過やこれまでの治療について書かれ、最後に、とても神経質な患者ですから、大変ご迷惑をかけると存じます。よろしく、お願いしますなどと書き添えてある。
受け付け嬢に小声で、えっ、まだ若いのに神経質な患者さんですって。あぁ、大変そうだわと、ささやく。そんなことがあってから、現れた患者さんはお互いに顔を見て、ビックリ。なんと、元クラスメートだった。

結婚して名字が変わっていたし、名前も平凡だったから、カルテだけではわからなかったようです。たぶん悪口をいっていたぶんだけ、その医師のほうがさらに驚いたことでしょう。

現実は紹介状は単なる情報を記した手紙のようです。それ以上の効力はありません。しかも、ときによっては、支払いのトラブルを起こしたことがありますから、貴院でもご注意ください、時間にルーズです、わがままな患者、などなど、悪い情報だって診療に関わることは書かれていることもあります。紹介状を持参すると、すべてに優遇されると勘違いされる患者さんがいます。特別扱いを、期待しないほうがいいようです。

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