雑学まとめ

当サイトでは、明日すぐに友達に話したくなるような、あらゆる情報を紹介しています。

医療

医療ミスの民事訴訟の問題

投稿日:2015年10月5日 更新日:

死がからむような重要なケースは、まず担ぎ込まれないし、担ぎ込まれても大きな病院に送ればいいだけの話。しかし、ほとんどの勤務医にとっては、事故調は脅威になる。医師会に入っている勤務医は、即刻、医師会を辞めたほうがいい。

病院で「死因がはっきりしない」死をなくそうとしたら、技術レベルが低いと自分で思っている医者(もちろん若手のトレーニング中の医者も含む)は手術や救急措置をますますやらなくなるだろう。ベテランだって逮捕される危険を冒してまで難度の高い手術をやりたがらなくなるのではないか?そうすれば医療崩壊がさらに進むだけだ。

民事だと、証拠はうやむやにされるし、証拠の改ざんもされる可能性がある。さらに証言をしてくれる医者がろくにいないために、患者さんが泣き寝入りになることが多く、十分な補償が得られない。これはなんとかしてほしいものである。

医療ミスを疑う家族が民事裁判を行う際に、十分な相談ができ、証拠保全の強制権を持ち、証言や中立的な鑑定をしてくれる医者を紹介してくれる現実的な医療事故の調査機関のほうが、医師にも患者さんにもはるかにメリットがあると考える。

ミスがないのに訴えるような人は

ミスがないのに訴えるような人は訴訟マニアであったり、クレーマーのような人とも考えられるが、一つ考えないといけないのは、医師側と患者さん側のコミュニケーションの行き違いのケースがかなりある。コミュニケーションのやり方を間違うと、大きな問題が起こることもある。

刑事事件にすると、医療崩壊は進むし、患者さんも金銭的な補償に直接つながらない。これは双方にとってデメリットのはずだ。いい加減な事故調より、患者さんのためになる医療ミスの相談調査機関をきちんとつくるべきだろう。

他方、刑事になると証拠は強制捜査できるし、警察に頼まれれば検察側の証言を断る医者はほとんどいないし、医者は密室で、弁護士もつかないまま、警察署の中で取り調べを受ける。これを代用監獄という。先進国では取り調べは警察署の中でなく拘置所で行われるし、弁護士も取調官も両方がついている。この状況から改善しないと免罪はなくならない。だから刑事で訴えたくなる気持ちはわからなくはない。

-医療

執筆者:

関連記事

no image

アトピーの原因や症状は?薬で治療できるのか

アトピーは、はっきりと原因が解明されている病気ではありませんが、皮膚の状態が良くない時に、ダニやほこりなどのアレルゲンの侵入があった時に発症するのではないかと言われています。 アトピーは基本的に子供に …

no image

研究論文の発表の場でこだましたあってはならないセリフ

研究論文の発表の場、学会でこだました、あってはならないあるセリフ これまで、できるかぎり晴れがましい場は避けてきたのだが、今回は教授に強くすすめられたのと、懸命に取り組んできた研究を人に認めてもらいた …

no image

医者アルバイトで時給の高い求人の見つけ方

医者は、アルバイトに恵まれています。今のご時勢、景気が悪くなって、家庭教師の口も減っていますし、時給も下がっているのですが、医者だけは、どこの地方でもそれなりにお金を持っています。とは言っても、なかな …

no image

可視光線の人に与える効果とは?

可視線というのは、可視という文字の通り、目に見える光のことです。私たちが普段目にしている光ということになります。 実際には見分けがつかないほど細かく分かれていて、可視線は大きく分けて7色ですが、そうし …

no image

インフルエンザの耐性ウイルスなどについて

インフルエンザ感染症のコントロールのために、最も有効な手段はワクチンであることはいうまでもありません。国内で使われている治療薬は、ウイルスの表面にある分子を標的にしています。 現在流行しているインフル …