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医療ミスを隠蔽する体質-自主申告になっている事故の実際

投稿日:2014年11月18日 更新日:

医療事故はちょっとした不注意、集中力の欠如から発生します。なにしろ、交通事故で亡くなる人は年間八〇〇〇人くらいなので、その約六倍ということになります。過労など勤務態勢が問題な場合もあるでしょう。医療事故で死亡する人は年間四万人以上にものぼっています。胃がんの死亡者五万人に迫る勢いです。

また、これまでの病院の隠蔽体質が崩されてきて、医療事故、ミスの事実がおおやけになることが多くなったという面もあります。医療事故、医療ミスが減らないのは、取り締まりがまだ甘いということが原因でしょう。この体質とシステムを変えない限り、医療事故、医療ミスはなくならないでしょう。医療事故の申告は、病院の自主申告になっているので、病院側としてはできるだけ隠そうとしてしまいます。

日本では、すでに外科手術のビデオ中継などをおこなっている病院がありますが、できるだけ情報を開示することが医療ミス事故を減らすことにもつながるでしょう。また、未熟さゆえの医療事故が起こる構造も改めて欲しいところ。少し前までは病院関係者の間では六月、七月の救急は避けるといわれていました。これは、救急病院でこの時期研修医が当直をすることがあったためです。

日本と同じような隠蔽体質

イギリスの医療業界にも日本と同じような隠蔽体質があり、問題となっていました。イギリス政府は二〇〇三年に患者安全庁を設置して、国営医療機関で起きたあらゆるミスを報告させる仕組みを作りました。また、事故の多い心臓手術について、医者たちの成績を情報開示するシステムを作りました。

医師国家試験に合格したばかりでメスの使い方もよくわからない研修医が、当直勤務をしていたのです今では、そんなこともなくなりましたが、ちょっと怖い話をしておきましょう。

診察中にしばらくお待ちくださいなどといって、若い医者が奥の部屋に引っ込んでしまうことがあります。こういうときは、自信がないんだけど、あの注射をうっても大丈夫かなどと、看護師の意見を求めていることがよくあるようです。なにか急用で看護師に呼ばれたのでもない限り、たいていの場合、ベテランの看護師に診断について相談しているのです。場合によっては、治療の重要な判断を医者ではなくその看護師がしていることがあるようです。

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