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イランの制裁緩和さえも禁ずる

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米国政府が国連の査察機関(UNSCOM)を利用してイラクを偵察させたことも査察に悪影響を及ぼし、一九九八年一二月にクリントンとブレアが国連の反対を押し切ってイラクを爆撃した後、査察はイラクによって中止された。これらの査察が続いていればどんな結果になったかは、あらゆる方面の空論家にしかわからない。クリントンも同意見だった。彼の国務長官ウォーレン・クリストファーは一九九四年に、イラクの決議順守は禁輸の解除を正当化するには充分でないと講いた。つまり、それによってルールを一方的に変えていた。

初代ブッシュ大統領とジェームズ・ベイカー国務長官は直ちに、アメリカは決議六八七の主たる条件も拒否すると発表し、サダム・フセインが権力の座にある限り、制裁緩和さえも禁ずるとした。一部の時事解説者は、決議に違反した回数はイスラエルが最も多いと指摘している。アメリカの支援を受けたトルコとモロッコも、イラク以上に安全保障理事会の決議に違反してきた。国際的な査察機関を通じて武装解除させることが米英の目的でなかったことは明らかであり、両軍事国家は関連の国連決議に従うつもりはなかったのである。

イラクに関する決議は国内における弾圧にも言及

イラクに関する決議は国内における弾圧にも言及しており、この点ではサダム・フセインの犯罪の記録はいかにもおぞましいものだったが、それは付随的な問題でしかなかった。これらの決議はきわめて重要な問題と関連している。他国への侵略や何十年間にも及ぶ軍の占領期間に行われてきた過酷かつ残酷な慣行、ジュネーヴ条約への深刻な違反(アメリカの法律に照らせば戦争犯罪)、武装解除の不徹底よりも上に位置づけられるその他諸々の問題である。

米国政府の現職者たちは、フセインが最悪の犯罪を犯した後も、イランとの戦争の後も、ずっと彼を支援していた。一方、イスラエルに関する決議は、武力による示威を認める国連憲章第七章に該当するわけではない。仮にそのような提案がなされれば、アメリカはすぐさま拒否権を行使するだろう。

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