雑学まとめ

当サイトでは、明日すぐに友達に話したくなるような、あらゆる情報を紹介しています。

政治

イラク国民が制裁によって強いられた悲惨な状況を知っている近隣諸国は

投稿日:

経済も軍事費も、人口がイラクの一〇%しかないクウェートの数分の一にすぎず、その他の近隣諸国と比べれば遥かに少ない。イラク国民が制裁によって強いられた悲惨な状況を知っている近隣諸国は、イラクがこの地域で最弱小国の一つだということも承知していた。イラクの隣国はこの残忍な暴君を大いに軽蔑するものの、アメリカ以外の多数の国々に同調し、つまるところ二流国にすぎず、その富も国力も国際的に課せられた制約によって減少した国に、なぜ米国政府はこれほど執着し恐れるのだろうかと考えて当惑した。

パウエルは聴衆に、サダム・フセインの武器はイラクの近隣諸国を威圧するためのものだと確言し、それらの隣国がなぜその脅威を感じていないかの理由は説明しなかった。こうした理由から、近隣諸国は長年、アメリカの強い反対があったにもかかわらずイラクとの関係を修復しつつあった。カナダで行われた世論調査で、カナダ人の三六%がアメリカこそ世界平和にとって最大の脅威と見なしており、アルカイダと回答した人は二一%、イラクを選んだ人は一七%、北朝鮮は一四%にすぎなかったことがわかった。

ダヴォスで会議が開かれる頃には

ダヴォスで会議が開かれる頃には、有力者や大立者は信頼の構築を危うくする更に気がかりなニュースに接していた。米国防総省やCIAと同様、彼らも現在のイラクがこの地域のどの国にとっても何ら脅威ではなく、アメリカにとっては言うまでもないことを充分に知っていた。そして、そうでないと主張するのは、正直ではないこともわきまえていた。

タイム誌が施した略式の世論調査では、ヨーロッパの回答者の八〇%がアメリカを世界平和に対する最大の脅威と見なしていた。カナダではアメリカの全般的なイメージを肯定する人の数が七二%に上昇し、西欧諸国では急速に低下しているのと好対照をなしていたにもかかわらず、こういう結果になった。たとえこうした数字が、現実と乗離していたとしても、衝撃的ではある。

-政治

執筆者:

関連記事

no image

目的と手段に関する2つの曖昧さをめぐって

ユーゴスラヴィアは、ヨシフ・チトーJosifTito)の共産党による全体主義的支配の下にあった。1948年に、ギリシャ共産党支持の問題を含めて、ユーゴスラヴィアの外交政策を統制しようとするスターリンと …

no image

戦力差のありすぎる戦いでの記者の関心

一九九一年の湾岸戦争では、軍事的に著しく優位に立っていた米軍が、戦車やブルドーザーで地騎ししながらイラクに入り、イラク兵を砂漠の中の斬壊に生き埋めにした。前代未聞の戦術だと、パトリック・スローヤンは報 …

no image

判決はニカラグアによる限定された告訴以外にも及んだ

米国政府の見地からすれば、ウイルスが他国に感染する前にそれを操減するのは当然だった。人々は代わりに恐怖と抑圧という接種を受けなければならない。キューバと同様、ニカラグアはテロ攻撃を受けても、爆弾による …

no image

イスラエルは三〇年以上にわたり軍事占領を続けたにもかかわらず

イスラエルは占領地のパレスチナ人に、我々に解決策はない。基本原則は占領が始まった当初にモーシェ・ダャン将軍によって公式に表明されていた。この措置がどんな経過をたどるか、様子を見ることにすると告げるべき …

no image

ニカラグアはアメリカの近くにある国でテロを拡大させる危険な存在だった

ニカラグアはアメリカのすぐ近くにある国なので、テロを拡大させる媒介としては並み外れて危険な存在だった。ニカラグアに対する攻撃は、一九八一年にレーガン政権が発足した時、主に国家支援のテロリズムを標的とし …