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イラクに対するアメリカ固有の恐怖と誤解がなければ

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国防総省は、更なる部隊の展開は先例のない規模の国内危機を引き起こす危険があると恐れた。一九六八年には、大衆に対する恐れの念はきわめて深刻になり、更に多くの部隊をべトナムへ送る事態になった場合、治安維持に当てる兵力を充分に残せるかを、統合参謀本部は検討しなければならなくなった。イラクに対するアメリカ固有の恐怖と誤解がなければ、戦争前の反対運動は恐らく世界の他の地域と同じレベルに達しただろう。それは、侵略や残虐行為を黙認しないという声が徐々に高まってきたことを反映しており、同様の変化が他にも多く見られる。

新政権は通常、世界情勢に関する報告書の作成を謀報機関に依頼する。こうした報告書は極秘のものだが、一九八九年には格段に弱い敵と対峙した場合に関する報告の一部が漏演した。一九八九年に、ブッシュ一世が大統領に就任した時、大衆の反応は再び大きな関心事になった。レーガン政権は当初、ケネディが南ヴェトナムで採用した方式を中米でも踏襲しようとしたが、世論の予期せぬ反発を受け、より重要な政策課題に影響しそうになったために断念し、その代わり密かなテロ活動に方針を転じた。

目立った抗議行動を起こさなかったが

一九六〇年代には、人々は何年にもわたって多数の犠牲者を出す破壊的な戦争を黙認し、目立った抗議行動を起こさなかったが、もうそういう時代ではない。アナリストは、アメリカはそれらの国を決定的かつ速やかに打ち破る必要があると助言していた。さもなければ厄介な事態になり、ただでさえ希薄だと考えられる政治的支持が更に低下する可能性がある。

今では、格段に弱い敵を攻撃する唯一の方法は、軍事行動が本格的な戦争にはならないという自信をもって、プロパガンダ攻撃を展開し相手国をさし迫った脅威として描くか、相手が大量殺魏に手を染めていると非難するしかない。
過去五〇年間の積極的な運動によって、多くの分野で人々は著しく教化された。

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