雑学まとめ

当サイトでは、明日すぐに友達に話したくなるような、あらゆる情報を紹介しています。

ペット

犬の訓練士の仕事の体験を語るある人の話

投稿日:

犬との体験を語る、ひとりの訓練士の話をご紹介しよう。ある五十代のご夫婦が、私の初級クラスにつがいのダンディ犬を連れてきました。雌は気分がいいと何歩か歩いてくれるのですが、雄のほうは頑として動かないときがあり、引き綱で引っ張って一、二歩なんとか歩かせても、ごろりと横向きにころがり、訓練用マットの上をそのままずるずる引きずられるだけ。

なんともはや、ジャガイモ袋にでも教えるほうが楽だったと思いますよ(訓練の初級課程で教えられるのは、ただ引き綱をつけた犬が人の左側を落ち着いて歩く、ということだけなのだ)。二頭を買ったのは、ダンディ犬がッ犬王国の道化者、だと書いてある記事を読んだからだと言いました。そして二頭が家でやる奇妙なことやおかしいことについてしゃべりまくった。どちらの犬もハンドラー(訓練者)が話しかけても見向きもせず、七週間の課程が終わって、ちゃんとできるようになったのはすわれだけでした飼い主のご婦人は、この犬たちは頭がいいと信じこんでいました。

まったく理解していないからだと思いました

二頭とも性格はとても良いようなので、私は黙っていましたが、犬たちがそんなに意表をつく、不可解な行動をとり続けるのも(それを人間はひょうきんとか、道化者とか解釈するのですが)、ひたすら犬たちが自分はなにをすべきか、まったく理解していないからだと思いました。こんな話を聞くたびに私は、悪いのは犬だろうか、ハンドラーだろうかと考える。

参考のために、アメリカン・ケンネル・クラブの機関紙であるガゼッタを任意に三号選び出し、目を通してみた。アメリカ全国でダンディ・ディンモント・テリアは一頭も入賞していない。先の話に登場した犬のみじめな結果も、その原因はハンドラーの指示の不適切さにではなく、この犬種の知的弱点にあったとみるほうがよさそうだ。毎年この雑誌では、訓練競技会でタイトルを取った犬を犬種別に表にしている、とある専門家は指摘する。

-ペット

執筆者:

関連記事

no image

犬の脳波では生後五週間までは子犬の脳はまだ機能的に未熟

脳波測定でも、生後五週間までは子犬の脳はまだ機能的に未熟である。しかし七週間ぐらいで、子犬の脳波パターンは成犬とほぼ変わらなくなる。犬も人間も同じように年齢に応じて知能が変化する。人間では顕在知能は幼 …

no image

感情を抑えるようにして調教する

訓練のあいだの命令と要求は一貫していなくてはいけない。利口な犬は命令の仕方が変わると課題が変わったと思い、解決しなくてはと考え、注意を引き、ほめてもらうために解答をひねり出そうとやっきになる。犬をかわ …

no image

ラブラドールレトリバーのチョコレート色の犬の話

ショットガンの物語をご紹介しよう。ショットガンはチョコレート色の大きなラブラドール・レトリーバーだった。カナダ西部のブリティッシュ・コロンビアの美しい田舎に引っ越してからは、銃猟犬(ガン・ドッグ)を連 …

no image

身体障害者介助犬を訓練するトレーナー

介助犬は肢体不自由者が落としたものを拾う、手が届かないものを取ってきて渡す、電灯のスイッチを入れる、ドアや引き出しの開閉をするなど、さまざまな自立支援をします。この介助犬を訓練するのが介助犬トレーナー …

no image

コーギーペンブロークなどの犬種

イギリスのチャンネル諸島からウェールズ地方に連れて来られ、ウェルシュという名はウェールズ地方から付いたものといわれています。ベンプロークもペンプロークシャーという地名から付いたといわれ、そして、コーギ …