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コミュニケーション

怒りと優しさ

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車を運転しているといろんなことに出逢います、というある女性。ある時、車とタクシーが接触しました「どこ向いて走ってンだよオ」とタクシーから罵声が飛んできました。橋を渡ったところで、タクシーは止まりました。お客たちは他の車に乗り換え、タクシーの運転手と私が路上で話しあうことになりました。

私は怒鳴られる理由はないと思いました。近づいてきたのはタクシーなのですから。「真っすぐ向いて走っていたわ。失礼ね。お話ししたいわ」車の窓を開け、信号を待ちながら私がそう言うと、タクシーに乗っていた男たちがケタケタ笑っています。

「私は悪くないと思うわ。でもタクシーとぶつかると絶対にこっちが不利なのかしら?」彼は私の言葉には答えず、車のトランクから鉄の太い棒を取り出すと、私の車のへこんだ部分を裏側からゴンゴンとたたき始めたのです。黙っているけれど、彼は心配してくれているのです。

やがて彼はボソッと言いました。「さっきはあんなこと言ってすみませんでした。気分悪かったでしょう?」私の気持ちが和んできました。「ええ。でも今、その言葉をいただいたから、それでもう十分だわ」彼と私はニッコリを交換して別れました、とのこと。

怒りの感情

見て見ぬふりをされたり、ごまかされたりすることが、許せない。どんなに怒りの感情をこころの奥深くへ沈めたつもりでも、怒りはピンピンしています。無視されたことで、怒りは発酵してもっと怒っています。怒りを見せるのは女らしくないとか、知的ではないとか、感情を露に出すのは醜いことで安っぽい行為だと決めてかかっていませんか?それよりも自分の怒りの原因を見つめ、自己調査したほうが有意義です。

怒りそのものはピュアな感情です。さわやかに個性的に怒りを表現できたら素敵だと思います。怒りは鮮度のいいうちに言葉にしたい。古くなると恨み、に変質する場合もあります。相手に対して怒りを感じたら、遠慮は禁物です。言葉にしましょう。「どうしてそんな言い方をするの?」「その言葉はどういう意味ですか?」「それは誤解です」「失礼だわ」「まだ他にも言い方はあるはずよ」怒りを表すことを恐れるのは、怒りへの偏見があるからだと思います。

-コミュニケーション

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