雑学まとめ

当サイトでは、明日すぐに友達に話したくなるような、あらゆる情報を紹介しています。

コミュニケーション

方言が恥ずかしいことは何もない-堂々と話していこう

投稿日:

以前は東北へ行くと「し」と「す」の混同がそのまま文章になって、「ふくらす粉ありまし」などと書いてあったものですが、今はほとんど見られません。五十歳以下の人の言葉には、方言で全然わからないという人は、皆無に近い状態になっています。

今日では方言も標準語普及の波に押されて変化してきました。文章を方言のまま書いてしまう人は、現在少なくとも五十歳以下の人には目立って少なくなりました。魚屋さんには魚屋さんのリズムとテンポがあります。「らっしゃい。へい。まいど」これをおかしいからといって、普通の言葉に直してしまったら魚は腐ってしまうのです。このように、あなたにはあなたの言葉があるのです。それは世界じゅうの他の誰にもないあなただけのものなのです。

ことに若い女性の言葉が、地方でも東京の言葉に近くなっているのは驚くほどです。その上、若い人達が農山漁村を離れて東京へ集中する傾向は、方言の退化によけい拍車をかけています。その人達が都会の生活のなかに溶け込むにっれて、方言は急速度に濁汰されるのです。方言は長い歴史を持ったその地方の人人の気風、習慣、生活のなかに生きつづけてきたものです。それが文化の平均化と共に、次第に共通の言葉が普及してきているのです。

言葉は生活のなかから生まれていきます

方言をはずかしがる前に、方言を存分につかいましょう。方言を笑う人がいたら、その人の言葉のなかにもたくさんの誤りがあることを指摘しなさい。都会での生活が、時間と環境という濾過器を通して、あなたの言葉を次第に作り変えていってくれることでしょう。言葉は生活のなかから生まれていきます。

標準語そのものが情感やうるおいに乏しいのは、便宜上作られた言葉であって、生活のなかから生まれたものではないからです。方言は標準語にはない温かみや味があると思います。標準語に憧れて、地方の方が、無理やり標準語を覚えようとするのはあまりよいことだとは思えません。

-コミュニケーション

執筆者:

関連記事

no image

声の大きい人が必ず勝つとは限らない

江戸時代、能の名人が舞い、万座の人々はことごとく感じ入りました。その能を剣の達人が見ていました。「さすがに名人の至芸恐れ入った。しかし、もし斬りつけるとしたら、一瞬ではあったが、その時はあった」と答え …

no image

素直と従順-演じてしまうかなしい自分

素直、と従順。この一つの言葉も、よく意味を取り違えられがち。自分に逆らわないことが、素直。他人に逆らわないことが、従順。かつては従順度の高さによって、女の魅力が計られていました。そうすることでしか生き …

no image

自然に誘発させる会話のテクニック

前とくらべるとぐっと要領がよくなっています。W氏はとっさに、自分はこの辺で口火をきる役目を終えて、質問しないほうがいいかなとも考えたのですが、「すると大変な地主ということになりますが、今でもそうなんで …

no image

日本人の曖昧な表現

「あの門も瓦も昔のままだそうですの」「ほう、すると関東大震災にも、戦争にも大丈夫だったわけで」「昔のことは存じませんが、私の子供の時から今まで、建てかえたという記憶はございません」「ほう、子供の時から …

no image

少子化対策として官製お見合い制度を導入することを提案

少子化の根本的な原因は、男女が出会って結婚にいたる場面の消失にあるのです。具体策を説明します。そこで非婚化、晩婚化を防ぎ、少子化を食い止める方法として、官製のお見合い制度の導入を提案します。現状では、 …