雑学

ホタテガイの他の貝が真似できない変わった泳ぎ方とは?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
市販の目薬は遮光袋に入っていない

ホタテガイの他の貝が真似できない変わった泳ぎ方とは?

ホタテガイの変わった泳ぎ

ホタテガイの他の貝が真似できない変わった泳ぎ方があるようだ。ホタテガイはイタヤガイ科の二枚貝で、樺太・千島・北海道・青森などの冷水海に生息する。南限は千葉県という重要海産物だ。

秋田県では、ハタハタとともにしょっつる鍋の材料に使われている。そんな貴重なホタテガイだが、実は貝にもかかわらず吸い込んだ水をジェット方式で噴出して、その反動で泳いでいるのだ。

前進するときは両方の殻を強く開閉

前進するときは両方の殻を強く開閉

前進するときは両方の殻を強く開閉し、前の部分から斜め後方に噴出させる。反対に後退するときは、殻のへりから水を噴きだして泳ぐ。

ホタテガイはこのジェット泳法で一度に1~2メートルも泳ぐことができるので、ヒトデなどの外敵から簡単に逃げられる。ところで、ホタテガイはアイヌ語でサラカピーという。

アイヌ民族によると、奥尻島でホタテガイが大漁のときは奥尻島の対岸では不漁になり、寿都で大漁のときは奥尻島で不漁となるという。

ホタテガイが平らなほうの左殻

これは、ホタテガイが平らなほうの左殻を船の帆のように立てて海上を走り、奥尻島と寿都の間を行ったり来たりしているからだという。

この話はあくまでも伝説なのだが、実はホタテガイは本当に、帆を立てて貝殻に風を受け、海面を滑走するという究極ともいえる泳ぎ方ができるのだという。

水面に真っ白な大きな帯のような塊が移動

水面に真っ白な大きな帯のような塊が移動

かつて日没時に北海道沿岸を航海していた船の船員が、水面に真っ白な大きな帯のような塊が移動しているのを目撃したという記録がある。

その正体は、一方の殻をあけて海面に浮上し、まるで帆船のように風を受けて沖へと進むホタテガイの集団移動だったのである。

ホタテガイの生態

ホタテガイは2枚のうちわ状の殻をもち、両殻のふくらみと色彩は異なります。左殻はふくらみが弱く殻表が紫褐色ですが、右殻はややふくらみ白色です。

大きさは長さ、高さ共に20cmに達する。日本では太平洋側の千葉県と日本海側の富山湾から北に生息。北海道や東北地方に多い。ホタテは2枚貝の中で唯一泳ぐことの出来る貝として知られている。

市場には天然物と養殖物とが流通していますが、天然物の多くは「地撒き(じまき)」といって稚貝を海にまき、約3年かけて自然に育てた物です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加