雑学まとめ

当サイトでは、明日すぐに友達に話したくなるような、あらゆる情報を紹介しています。

宇宙

星の核融合反応

投稿日:

星の核融合反応といいますと、近いところでは太陽の中心でそれが起こっていますが、はじめ星は星間にある雲のようなものからできる。それが重力で固まり、固まると物が落ちてくるので、落ちてきた物質を受け止めながらじわじわと収縮していくんです。落ちてきたものはすごいスピードできますが、それがほかのものとぶち当たって、熱が発生します。

星のエネルギーというものは、核融合反応炉で起こそうと思っていることがまさに星の中で起こっています。それで星は光っているんです。莫大なエネルギーを放っているわけです。中のガスがどんどん熱くなる。そうして星が自分の重力でどんどん収縮すると、ガスの温度はますます高くなり、やがて核融合反応が起こりうるほど熱くなるわけです。

原子核はすべてプラスの電気を持っているので、ふつう原子核同士が近寄ってもプラスとプラスで反発するんですが、それを高速で反動をつけてギューッと押し込むと、あるところより近くまで押し込んでやると急に反応する。

なぜ温度が高いと核融合反応が起こるのか

熱くなるとその熱圧力で重力も支えられるようになる。なぜ、温度が高いと核融合反応が起こるかということですが、もともと勝手に核融合反応があちこちで起こっては困りますね。誰かと誰かがくっついたら反応したというんでは困る。きわめて高温でなくては起こらない。めったやたらと起こらないということで、われわれは困らなくて済んでいる。うまくできているんです。

電気的な力の反発力以上に押し込むと反応を始める。そんなに押し込むには速度を大きくしてやらなくてはならない。速度を大きくするには温度を上げてやればいいわけです。高温になると反応が起こるのはこのためです。

原理的にはきわめて簡単です。新幹線が時速二〇〇キロ同士でぶつかっても、そこで核融合反応が始まるわけではありませんが、さらにスピードアップして、光速の一〇〇分の一といった速度でぶつけてやると、そこで核融合反応が起こります、原理的には。そういうことが起こっているのが、太陽なのです。

-宇宙

執筆者:

関連記事

no image

流星は地球の大気に太陽系内の塵が突っ込むとき

ある講演会で宇宙のビッグバンの話をした後で、待ちかまえていたように出た質問が「夏に流星はどちらの方角に多いか?」だった、というある専門家。同じ宇宙の研究といってもその対象は質の違ういくつもの階層から成 …

no image

プランクの理論

光の速度は一定です。光の周波数(振動数)が高くなるほど、すなわち、その波長が短くなるほどエネルギーは大きくなります。プランクは、光のような高周波の電磁波は、不連続なエネルギー粒子(エネルギーのかたまり …

no image

時間というのは宇宙を離れて存在するものではなく

時間というのは宇宙を離れて存在するものではなく、宇宙の部分品、を時計として用いることで発明した考え方です。膨張宇宙では変化する体積が時計の役目をします。私たちの時間の感覚は太陽が昇ってまた沈み、そのう …

no image

宇宙の環境は明らかに時間的には大きく変化してきている

一九六五年に、宇宙から等方にやってくるマイクロ波が観測されたが、これは天体がまだなかった時代の宇宙の姿の観測であるといえる。進化する、ということの意味にも、いろんな段階がある。物質は不変でも、それの固 …

no image

宇宙膨張理論がわれわれに教えたことは

膨張宇宙がわれわれに教えたことは、宇宙の大きさなどというのは絶えず変化するものだから意味がないということであった。固有の大きさなどというものには意味がないわけである。それにもかかわらず、われわれはこの …