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非常食と予備食を登山の際に用意する

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ある人が登山の基本を勉強させてもらった山岳会の新人のときの話。ぼくは、母親に作ってもらった並サイズのおにぎり5個とあんばん3個、それに大福、カリントウ、チーズ、干しぶどう、ピーナッツ、あめ玉などを適当量ビニール袋に入れて持参。毎月実施されるトレーニング山行の一つとしてカモシカ山行というものがありました。これは、長距離・長時間、寝ずに歩くというトレーニング。

24時間寝ずに歩くので、24時間分の行動食を用意しなければいけません。国鉄(現・JR)青梅線の御嶽駅を夜10時にスタートして、御岳山~大岳山~御前山~三頭山~笹尾根を下って~陣馬山~高尾山~国鉄中央線の高尾駅に翌日の夜10時にゴールするというもの。水筒は2リットル、不足分は途中の水場で補充しました。現在のようにチューブ入りがなかった時代。非常用にコンデンスミルクの缶詰(小)1個をザックに入れました。2回に一度、おにぎりかあんばんを一つ食べます。50分から1時間行動するたび、約10分間の小休止があります。

先輩にサポートされながら

そうこうしているうちに陽が昇り、先輩にサポートされながら、御前山を越え、三頭山を越え、いつしか笹尾根の下りに入りました。疲れ果てて、食べ物は喉を通りません。体調が良ければ何でも食べられますが、疲れ果ててしまうと、おにぎりなんて喉を通りません。そんな非常事態に備えて用意するのが、非常食なのです。しかし、食べなければシャリバテで、動けなくなります。こんなときのコンデンスミルクが、非常食となります。ピンチのときに活用する食べ物なので、ピンチ食とも呼んだりします。

次の休憩で、コンデンスミルクの缶詰を開け、喉に流し込みました。レモンの蜂蜜潰けは、レモンに含まれるクエン酸が、疲労素である乳酸を分解してくれますし、蜂蜜の糖が良質なエネルギー源になってくれます。持ち過ぎはザックを重くしますから、あんばん1個、あるいはインスタントラーメン1袋程度を用意すれば充分です。予備食というのは、メンバーの一人が捻挫して行動不能となったり、思いもよらずその場で一晩明かすことを強いられたりと、理由はともあれ、下山予定日に下山できなくなったときに備えての予備の食料のことです。

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