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心理学

ヒステリー性格の演技型

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どれもこれも、テレビドラマの場合だったらこのように演じるだろうと思うシナリオどおりである。彼もまたいつの間にかこの悲劇の主人公に奉仕し、彼女を命がけで救ったり、危機のときには駆けつけたりする、感動的な愛のドラマの主人公を演じている。

砦細な言い争いや食い違いがあると、彼女は激しく悲劇の主人公を演じ、手首を切る。ときには家出をして、はるか彼方の地から電話をよこし、またX氏が探しに行かなければならない。もっとひどいときには、別な男の子を誘って、「もうあなたには愛想がつきたから、この子と一緒に泊まることにする」と電話をよこす。

M子と出会って初めて、命がけの愛を知った。いまは彼女とのことだけが生きがいだと真剣である。いまのX氏は、どこまでが現実の社会生活で、どこまでがシナリオを演じる幻想の生活なのか混線してしまった。

演技性は、これまでの精神医学ではヒステリー的と呼ばれていた。ヒステリー性格として記載された内容はいままで述べた演技型とほぼ一致するが、ヒステリーの場合には、もう一つ、その演技が身体を使った演技という形をとるのが特徴である。

日常の生活に支障が出てしまっては気の毒だと

本当に重症で、日常の生活に支障が出てしまっては気の毒だと、周りの人はだれもが同情の気持ちを持つ。R氏は追突事故に遇ってからというもの、右下肢に麻痺が生じ、松葉杖なしでは歩けない身の上になっていた。

その歩き方はいかにもたどたどしく、深刻さがひしひしと伝わってくる。「Rさん、ほんとに大変ですねえ。大丈夫なんですか、階段なんか一人で上れますか、電車に乗れるんですか」、「ええ、何とかこの十字架を背負ってやっていこうと思ってます」と、雄々しくそう答える。

彼は、ハンディキャップに耐えてやっていこうと一生懸命に頑張っているのだが、この不幸な災難によって、重いハンデイキャップの持ち主になってしまった自分に対する悲しみと、怒りの気持ちがその言動や全身に表現されている。

-心理学

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