雑学

ひまわりは太陽につれて本当に回るの?

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田舎のほうはドコモの電波塔の数が多い

ひまわりは太陽につれて本当に回るの?

炎天下に咲きほこるひまわり

炎天下に咲きほこるひまわりには、太陽を連想させる明るさ、強烈さがある。夏の花の代表格というイメージのひまわり。

ひまわりは、わが国では日輪草・日車、中国では向日葵、英語のサンフラワーなど、みな太陽をイメージして命名されている。

和名のひまわりは日回り

和名のひまわりは日回り

和名のひまわりは日回り、すなわち太陽の動きにつれて花が回ることに由来するが、ひまわりは本当に太陽の動きにつれて回るのだろうか。

ひまわりの名を最初に記録した江戸時代前期の学者、貝原益軒は、日について回ると記しているが、牧野富太郎博士は、それは俗説で誤りである、とはっきり否定している。

実際はどうなのか

実際はどうなのか。円盤形をしたひまわりの大輪花は、一つの花ではなく、数百から千数百というおびただしい小花の集まりである。周辺部を舌状花が囲み、その内側には筒状花がつまっている。

これらの小花はいっせいに開くのではなく、まず周辺部の舌状花が咲き、数日かけて中心部へと咲き進んでいく。

つぼみから舌状花が咲きはじめるころまで

つぼみから舌状花が咲きはじめるころまでは、花首はたしかに運動する。花首は、朝は東の方を向き、夕方になると西の方へ向く。

これは、茎の伸び方が東側と西側で異なるからで、一種の生成運動とみることができる。だが、咲き終わるころには止まり、花は東の方を向いたままになる。

シロクエヒマウリなど種類によっては

シロクエヒマウリなど種類によっては
また、シロクエヒマウリなど種類によっては、開花後も太陽の動きにつれて回るという報告もある。

ちなみに、ギリシャ神話で、太陽を追いかけるひまわりの由来となって話があるそうだ。

太陽の神、アポロンにまつわる話

それは、太陽の神、アポロンにまつわる話だ。太陽の神アポロンは、女神クリュティエを愛していた。

しかし、そんなアポロンが、王女レウコトエに恋をしてしまい、それを知った女神クリュティエは、激しく嫉妬をしたそうだ。

女神クリュティエは

そして、女神クリュティエは、王女レウコトエの父の王様にこのことを告発し、王様は怒り狂い、王女レウコトエを殺してしまった。

女神クリュティエは、アポロンを失い、悲しみの中、天を駆けるアポロンを見つめ続けているうちに、足は根を張り、顔はひまわりの花になったそうだ。

ひまわりが太陽のほうを見のは、女神クリュティエのアポロンへの想いがそうさせるのだ、という逸話になったのである。

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