雑学まとめ

当サイトでは、明日すぐに友達に話したくなるような、あらゆる情報を紹介しています。

宇宙

光の速度は一定であるという説

投稿日:

離れた場所だとちょっと遅れて光の信号が届く。それを補正しようと思うと、その光がどれくらいの速さで伝わるかということが分からなくてはならない。アインシュタインはそれならその光の伝わり方を決めてやろうと考えた。では光の速さをどのように決めるか。アインシュタインはこれを、いつでもどこでもどんなものから出た光でも「一定である」と決めた。

離れた場所で起こった二つの出来事を同時と言うには、何を称して同時と言うのだろうか、と。これはそう簡単に言うことはできません。そこでアインシュタインは、ともかく同時というものを自分流に定義しようと考えたわけです。

ここまでの話で大事なことは、いま出てきた光の速さは一定、だということなんです。一定だ、と言っても、これも当たりまえのことのように思われるかもしれませんが、実はこれが実に奇妙な考え方なんです。ここではじめて奇妙な話になる。

光は一定の速さで進む

光は一定の速さで進む、と。こう決めれば、いまAから同じ距離だけ離れたBとCという二点で起こった出来事の情報がバッとやってきて、いっしょにAに到着すれば、BとCでの二つの出来事は同時であると言うことができます。離れた場所でも同時であると言うことができる。光で情報をもってきて同じ場所での同時刻の定義に焼き直すわけです。

どういうふうに奇妙かと言うと。たとえば、高速道路を時速一〇〇キロのスピードで走っていると、隣の車線を時速一〇〇キロで走っている車は止まっているように見えますね。逆に時速一〇〇キロで走ってくる車とすれちがうときは、相手は時速二〇〇キロの目にも止まらない速さで視界から去っていきます。

しかし、高速道路のそばで立って見ている人にとっては、どの車も時速一〇〇キロの同じ速さで走っているように見えるはずです。このように見る人の立場によって、運動の速度はかわります。これがふつうで、常識です。ところが、光はちがう。光はそうではないとアインショタインが言っているのですから、これは常識とはちがいます。常識とちがうものはやはり奇妙です。

-宇宙

執筆者:

関連記事

no image

金星に接近-地球から星を見に行ったマゼラン

金星に接近-地球から星を見に行ったマゼラン。 金星は、地球に一番近い公転軌道を持つ星である。金星は、太陽に近いほうから数えてみると、2番目の星となる。 金星は地球と大きさが同じ位の星であり、一九八九年 …

no image

ニュートンは自然界を支配する不思議な力の性質をさぐる

小球をひもの先につないで回転させる場合、人も球を引っ張りますが、運動する球のほうも同じ力で人を引っ張ります。月と地球の場合などにはその間を結ぶひもこそ存在しませんが、地球とその周りを運動する月との間に …

no image

ハレー彗星とは?

ハレー彗星の本体(中心核)は、長径一五km、短径八kmのいびつな形をした巨大な氷塊だった。ヨーロッパ宇宙機関の打ち上げた彗星探査機ジオットは、ハレー彗星の中心核に突入し、二〇〇〇枚もの写真を撮影、同時 …

no image

膨張宇宙とはどこまで正しいかという問題

宇宙物理学というと広すぎますから宇宙論に話を限りますと、まず、一九二〇年代に見いだされた膨張宇宙がどこまで正しいかという問題があります。膨張宇宙論というのは、空間は時間的に変化しているという説です。可 …

no image

膨張宇宙運動で動いている私達

われわれが日夜一時たりとも休むことなくつづけている加速度運動とは何か。それが膨張宇宙運動です。われわれの宇宙がたいへんなスピードで膨張しているので、われわれは綱の切れたエレベーターの中にいるのと同じ状 …