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宇宙

反物質というのはいま加速器でつくられますから

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反物質というのはいま加速器でつくられますから、地上でいくらでも実験できるわけですが、物質と反物質がいっしょになって消滅するときのぐあいはこと細かに分かってる。そのときガンマ線が非常に強く出るということを地上で確かめてますから、そういうことが天体でも起これば、それと同じことが期待されます。

何か反物質の天体がデンと真ん中にあるかもしれない。反物質の天体があると、もっとガンマ線が強いはずだけど、ガンマ線が比較的弱いのでどうもあまりうまく説明できません。その辺はわりあい外から見たときの情報が多い。こと細かになってるわけです。そういうものをうまく説明するようなモデルというものをつくらなきゃいかんわけですが、それがまだ成功してないという。非常に小さな領域にものすごいエネルギーが凝縮した状態を考えなきゃいけないんで、ふつうの星の集団でないことは事実です。それははっきりしてます。

ふつうの粒子の反応というようなことからみれば

ただ、ふつうの粒子の反応というようなことからみれば爆発と呼んでもいいような、核反応で発生するときのエネルギーよりも一〇〇〇倍も大きいようなエネルギーが出ますから、それも写真なんかに撮りますとまさに爆発みたいなかっこうになります。全部物質が消滅して、いろんなエネルギーにかわるわけですから、そのこと自体は地上でいくらでも実験できるわけです。実験できると言ってもそんなにたくさん反物質をつくれるわけではないんですから、そこで物質と一緒になって消滅するときも、それほどの大きな爆発ではない。

原理的には反物質はいくらでもつくることができる。ものすごく電気代が要りますけどね。加速器というものを使ってやりますから、日本でもそういう加速器が筑波の高エネルギー物理研究所にありますが、ものすごい電気代です。爆発と言えば必ず人を吹き飛ばすほどだというのは、爆発という言葉がもともとわれわれの目に見える現象につけたからであって、ミクロのサイズでも、言葉に不足しているからそう呼んでるだけです。

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