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花も恥じらう乙女たちの無知が原因で起こった低体温症

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以前、ティーンの女の子グループを引率してバックパッキングしたことがあった、とある人。彼女達は皆、山ではしないと、悲槍な決意で臨んでいる。ある夜私は懐中電灯をつかみ、全員についてくるよう命じた。何日も我慢していると、さすがに落ち着かなくなるのだ。穴を掘り、電灯で自分を照らしながら、パンツを降ろして穴の上にしゃがみこむ。用を足して穴を埋め、足で地面を踏み固める。

あなた達も全部出してしまいなさい。ほら、簡単でしょ。それ以降、このグループにはトイレ問題は起こらなくなった。花も恥じらう乙女達は一瞬こわばっていたが、それでも三々五々、シャべルを借りて、静かに茂みのなかに消えていった。ある冬の合宿で、教師が生徒達にこう指導した。寝る前に、何かカロリーの高いものをお腹に入れなさい。そうすれば朝まで暖かいから。女生徒の1人は、ものすごい量のチョコレートを食べ、家でいつもするように髪を洗ってシュラフに入った。

病院に担ぎ込まれることに

夜半、彼女はまず胃のむかつきと幅吐に襲われ、芯から冷えて低体温症を起こし、病院に担ぎ込まれることに。脱水症状や低体温症をなめてかかっている子達が、10代後半には多い。食事、水分、休憩を十分とらず、衣類も不適切。無知からくる無謀といおうか、そんなの、恐くないやと一蹴してしまう。冬山用としてはあまりにもかわいいくまのプーさんシュラフもまずかったようだ。山行後、皆自分の体験を楽しそうに話しているが、駆け足登山の子達には何のエピソードもない。

昼食をゆっくり楽しもう、ときどき立ち止まって美しい景色を堪能しよう、などと指導しても馬耳東風、そんなことより、誰よりも早くゴールへ!という競争心に突き動かされている子もいる。そういうがむしゃらさは、ほかの子にも影響を与えてしまう。それ故に、バックパッキングも2回目からは質が変わり、満足感が違ってくるのだ。計画、実行の全過程で、ひとつひとつの選択がべターなものになってゆく。やみくもに歩いていた子ども達はペースを落とし、まわりの自然や、そこにいる自分自身を満喫するようなるのだ。

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