雑学まとめ

当サイトでは、明日すぐに友達に話したくなるような、あらゆる情報を紹介しています。

環境問題

合成洗剤などの環境への影響

投稿日:

日本で合成洗剤の有害性が問題になり始めたのは、皮膚湿機と河川の泡公害からでした。湿修は台所用合成洗剤を使う機会の多い主婦などに多発しましたが、洗剤を石けんに代えると治まりました。その後、合成洗剤から陰イオン界面活性剤の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(LAS)をのぞくことによって、皮膚湿彦を起こす作用もなくすことができました。

界面活性剤には、色々な種類があります。非イオン界面活性剤のなかには、安全性の高いものがあり、食品添加物の乳化剤などに広く使われています。洗剤に使われているものには毒性があります。両イオン界面活性剤は洗浄、殺菌、静電気防止、柔軟仕上げなどの作用があるので、シャンプーとリンスが同時にできる「リンス入りシャンプー」にも使われます。急性毒性は、界面活性剤の中では一番弱いものです。陰イオン界面活性剤は主として洗剤に使われています。石けんも陰イオン界面活性剤です。

洗濯排水による河川の泡は誰でも目にする公害ですが、川に棲む水生生物たちに弱い生物種の絶滅が危惧されました。ついで、合成洗剤に入っていたリンが、河川や湖水の富栄養化、赤潮の原因とし
びわて指摘され、滋賀県では一九七九年に、琵琶湖の富栄養化の防止条例が制定されました。そのため、メーカー側は無リン系洗剤をつくるようになりました。

界面活性剤を多用することは

界面活性剤を多用することは環境をいちじるしく汚染します。私たちが毎日使う歯磨き剤には発泡剤として、ラウリル硫酸ナトリウムが入っています。これは陰イオン界面活性剤です。洗顔用の石けんも界面活性剤です。脂肪酸ナトリウムまたは脂肪酸カリウムです。テレビのコマーシャルによって作り出されたと思われる、若い人たちの毎日「朝シャン」という習慣は、お湯を浪費し、洗剤による水環境の汚染を増大しています。

洗剤に普通に含まれているアルキル硫酸エステルナトリウム(AS)、ポリオキシェチレンアルキルエーテル硫酸エステルナトリウム(AES)も毒性を持っています。さらに、非イオン界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルェーテル(P0ER)、ポリオキシエチレンアルキルフェノールエーテル(POEP)なども、それ自体に毒性を持っています。

-環境問題

執筆者:

関連記事

no image

デポジット制度は日本では普及していない

空のペットボトルを持って購入したスーパーや近くのガソリンスタンドにいくと、二・五〇デンマーククローネが戻ってきます。このペットボトルは、約五〇回、リターナブルビンとして使うことができるそうです。 デポ …

no image

環境ISOに対するアメリカ企業の関心は低め

環境ISOの取得が引き金になって、企業のグリーン経営(環境配慮経営)は、さらに多面的な広がりを見せています。そのひとつがメーカーによる部品や資材のグリーン調達です。大口需要家として企業がコピー用紙やパ …

no image

世界の風力発電のシェア

風力発電は頼もしい存在です。二〇〇一年末、世界の風力発電容量は前年より六七〇万キロワット増えて、二四八〇万キロワットになりました。風力発電の年間増加量は水力発電の年間増加量に近く、原子力発電容量の二〇 …

no image

生命にとって健全な土壌がいかに重要か

紀元前、ハンムラビ王朝時代の詳細な記録が残っています。それによると田畑には網の目のような水路が張り巡らされ、肥えた水をせき止め、あふれた水はダムや運河によって、町や田畑から排水されていました。なお、こ …

no image

地球温暖化による海面上昇の影響

地球温暖化により、二一〇〇年までに、一五〜九五センチメートル程度の海面上昇が予測されています。海面が上昇すると、どんなことが起きるのでしょうか。 海面が一メートル上昇したらどうなるでしょうか。日本では …