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環境問題

合成洗剤の泡が問題になり始めてから現在まで

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かつて、手の荒れる原因であったLASは、現在はほとんど使用されなくなりました。灰などを食器用の洗剤として使っていた頃から考えると、科学の進歩に驚かざるを得ません。昔には、毒性の強い台所用洗剤が大歓迎され、野菜を何分間も浸したりしたものです。子どもが学校給食でそのような野菜を食べさせられていることを知ったとき、ぞっとしました。

合成洗剤シャンプーの主剤である界面活性剤は、陰イオン界面活性剤と非イオン界面活性剤を二種以上混合した濃厚(一五〜二〇パーセント)な溶液です。台所の合成洗剤には、主として陰イオン界面活性剤のAS、AESが使われ、一部では非イオン界面活性剤のPOERなどが使われています。

長時間洗剤に浸した野菜は、そのあとで真水で洗っても、洗剤が完全に落ちるとは限らないからです。近年ではその反省はみられますが、基本的には環境を汚染しているのです。できるだけ少量使うように心がけたいと思いますし、洗剤不要のふきんやスポンジ類なども試してみたらいかがでしょうか。

合成洗剤の泡が問題になり始めたのは

合成洗剤の泡が問題になり始めたのは、一九六〇年代ですが、このころはLASが河川の水から高濃度に検出されていました。最近では、下水処理能力が改善されて、合成界面活性剤は処理されていることになっています。けれども下水処理所の底泥からは検出されており、これらの化学物質がいつまでも分解しないものであることを示しています。

洗濯用洗剤は家庭用洗剤の六〇パーセントを占め、家庭排水による環境汚染の主役です。市販の洗濯用合成洗剤には主な界面活性剤としてLASが使われています。できるだけ少ない洗剤で洗い、LASを減らしたいものです。

底泥を使って埋め立て工事をおこなっていますので、合成界面活性剤は土を汚染することになります。環境問題の中には、私たちの力でどうにもならないものもあります。けれども、洗剤をできるだけ使わないようにすることは誰にでもできます。

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