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原子核エネルギーなどについて

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エネルギーのもとが原子核のなんであるか。物質があるとその物質が潜在的にものすごいエネルギーを持っているということはだいたい理解できる。たとえばいまここにコップがありますが、このコップを全部エネルギーにかえると、これは莫大なエネルギーが出るんだということで、その量が特殊相対論のおかげで推定できるようになったんです。コップがどれくらいのエネルギーを内蔵しているかということ、それは原爆ぐらいだということが分かる。

原子核というものの性質が、ある意味で相対論がなければ理解できない。放射能の話は、この真ん中にある原子核に関係している。原子核から粒子ーたとえば電子といったものがヒョローンと飛び出してくるような現象がある。これがベータ線という放射能です。

自然放射能の一種はそんなもので、ほとんど光の速さに近い速さで電子がシャーッと飛び出してくるんです。何もないところから飛び出してくることはあり得ませんから、エネルギーが内蔵されていると考えるのが自然です。なにか電子をシャーッと飛び出させるエネルギーが原子核に内蔵されていることになります。

エネルギーを実際に取り出す方法となると

コップの内蔵しているエネルギーは広島型原爆くらいアインシュタインはすでに物質が莫大なエネルギーを内蔵しているということを言ってます。それを取り出す可能性があることも強調している。そのエネルギーを実際に取り出す方法となると、核分裂や核融合を利用することになる。たとえば水素原子の原子核を四つ合わせてヘリウムにかえる反応を起こしてやると、核融合のエネルギーが出るわけです。

もっとも実際にどうすれば取り出せるかが分かったのはもっとあとになってからです。ここにある、このコップもそういうエネルギーを内蔵している。これ一つで広島に投下された原爆ぐらいだと思います。核分裂というのは原子核がほぼ真二つに分かれることを言います。原子力発電所などで行われているのはウラニウムの核分裂を使ったものです。

原子力発電所でやっているのは原子核の分裂を促進してやろうということです。ウラニウムは原子核としては非常に重い原子核。いちばん軽いのは水素です。分かれるときにエネルギーが出る。一方、核融合反応は逆にくっつける反応です。いま実際考えられているのは重水素と重水素をくっつけてヘリウム原子核にかえてやる。軽い原子核を重いものにすると、そこでエネルギーが出るのです。

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