雑学まとめ

当サイトでは、明日すぐに友達に話したくなるような、あらゆる情報を紹介しています。

宇宙

原子結びつきは無限に強くなれない

投稿日:

ある原子と原子ー原子でなくて素粒子でもいいけれども原子と原子の間の結びつきが無限に強くなれないというのが、また、光の速さが有限であるということと実は関係している。たとえば硬さというものは音速というもので表現できるんです。実際、こういう感じはみんな持っている。

光の速さというものには上限があるから、結局ブラックホールの勢力範囲から逃げ出すことはできない。たとえばその勢力圏の外から、鎖かロープを縛りつけまして引っ張ればどうなるか、やってみればロープが切れるだけです。ロープに働く重力は上と下でちがってきますから、その差額だけロープがギュッと引っ張られるわけです。

その力にロープの強さが耐え切れないから切れるということになる。それでは切れないロープをもってこい、と考えるでしょう。ロープの強さが仮に強いとして、と言っても、ロープはある原子とある原子が結びついてできているわけでしょう?

音の速さに制限がある。なぜなら音もある信号の伝わり方ですから、やっばり光速以上になれない。ということは、剛性に制限がある。音の速さは硬さみたいなもので決まっているんです。空気のようなフワフワしたものだと遅いけど、固体の中はもうちょっと速くて、鋼鉄はもっと速くて、スチールの中はもっと速いというぐあいになっているんですね。

壊せないものは実はない

無限に硬いもの、壊せないものは実はない。完全な剛体というものはないというのが相対論の結論。だから相対論は逆に、どんなことをしても変形しないようなものはないということも言っている。

剛性みたいなものが実は音の速さを決めているんです。空気中の音の速さよりも鉄の中の音の伝わり方の方が一〇倍以上速い。そういうふうに、硬いものの中を音はものすごく速く伝わる。硬くすると音の速さは大きくなる。

物の硬さにも原理的な制限を置いている。ブラックホールの勢力圏の中では原子構造などがどうなるかはーそのブラックホールがどんなに大きいかにもよりますけどもー大きなものなら、中へ行ってもしばらくどういうことはない。ただ、うんと近くへ行けばどんな構造物もバラバラになりますけど、それは単にその構造が壊れたというだけです。

-宇宙

執筆者:

関連記事

no image

近未来の高エネルギー現象

湯川の飛躍は、ありもしないもの、を導入した点にある。もちろん彼には自信があった。電磁気力には、光というauanta(量子)がある。従って、核力にも新しいduantaがあるはずだ、と。一九二五年に、原子 …

no image

物体の大きさが小さくなる

音速で飛んでいるジェット機を見てもまるでふだんとかわらない。測ってそこではじめて差が出てくるという、わずかなものです。速度というのは相対速度のことですが、たとえば、いま身近な例で速いものというと、音速 …

no image

相対性原理の視点で考える学者達

こちらから見ればそちらは動いているし、そちらから見ればこちらは動いている。これはどちらも対等なんだと言う。だから、こちらで真下に落ちるなら、そちらでも真下に落ちていいんだ、真下に落ちても動いていると言 …

no image

生命35億年の進化の果てに

人類は月面に降り立ち、無事帰還しました。それは、陸上に進出した生物がおそるおそる水辺を離れ、しばし周辺の様子をうかがってから再び水辺に戻った行為に相当していたのかもしれません。 一人乗りの宇宙船で地球 …

no image

考案された粒子加速器という巨大な実験装置

十兆分の一(km)センチメートルなどという陽子や中性子の極微の世界を、われわれはどのようにして調べるのだろう。天然に存在する放射線が持っているエネルギーでは、原子の中に入って原子核に衝突するのが限界で …