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医療

学会誌は掲載許可を会長のようなお偉方が決めているらしい

投稿日:2014年11月19日 更新日:

科学論文の正当な評価というものは、ある程度時間が経たねばわからないものもある。それに、学会誌というのは、掲載許可を会長やら運営委員会のようなお偉方が決めているので、それが一つの権力になっている。つまり、学会に楯つけば論文も掲載してもらえないというわけだ。それでも掲載うんぬんでもめるのはまだましかもしれない。

こういった一流の雑誌に掲載を断られ、他の雑誌に掲載さ壮た論文が、あとから非常に重要な論文であったことがわかるというのは、よくあるエピソードである。最先端の研究、画期的研究論文というものが周囲からすぐに理解されないのは、科学史では世の常であった。

多くの問題はそれ以前である。学会での発表の三割もが、論文にはなっていないのが現状であるようだ。学会誌というのは、研究者が研究の成果を示すところである。ノーベル賞を受賞するような研究は、サイエンスネイチャーといった雑誌にいかに早く掲載されるかが問題になる。

論文の掲載を決定するのは、その雑誌の査読者といわれる人たちによる学会の評議員がその査読委員を持ち回りのようにしていて、研究者の得意分野ごとに、査読者にときどき論文が送られてくる。送られてきた論文は、掲載承諾、一部を書き直せば掲載、掲載に値しないの三段階評価を下される。もちろんやり方は学会によって違う。当然、論文を書いた相手の名前、所属は伏せてあるが、論文の内容から、だいたい誰の研究かはすぐにわかってしまう。

そういったレベルの高い誤解や無理解ならまだいいかもしれないが、医学論文の多くはもっとレベルの低いところで問題がある。

学会開催の会頭

会頭に任命された教授は、一生その学会の理事長には頭が上がらなくなり、それがまた他のことで、利用されていく。例えば、新薬治験で、どうも薬の効果がないのではないかと思ったり、副作用が問題ではないかと思っても、世話になった理事長が、新薬開発の世話人なり責任者をしていたりすれば、当然、反対意見など出せなくなってしまう。このように、学会開催権を、理事長がさまざまな圧力に利用していくことが問題になる。いったい学会開催の会頭は誰が決めているのであろうか。次期学会開催は学会の理事会で決定される。

というより理事長によって決定されることが多いようだ。とくにあまり規模の大きくない学会となれば、それを作った教授、つまり理事長の意向は絶対的であるらしい。同じ専門分野の各大学の教授の年齢を調べ、退官まであとどれくらいかを計算し、一覧表にして、退官するまでに会頭をさせるようにするのがふつうのやり方。そうやってある意味では、貸しを作るわけだ。しかし、ほとんどの教授は自分が会頭になるメリットが大きいと考えるから、不満の声は聞こえてこないのである。

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