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医療

学会で二番煎じ三番煎じの発表が堂々と行なわれてしまう理由

投稿日:2014年11月19日 更新日:

学会では二番煎じ三番煎じの発表が堂々と行なわれてしまう。これは学会の数が多すぎ、無理に参加しなければならないことが、研究者に無駄をさせているのだ。さらに、その間に病院を休むので、臨床がおろそかになってしまう。

こういったことは、学会発表回数を増やし、いかにも研究をしているように見せる意味しかない。
これは、自分の医局内部での評価を高めようとすることにほかならない。

学会は教授にとって、大きな利権を生むもとにもなっている。たとえそうであっても、その研究が進歩し、何らかの医学的貢献をするならまだ許せるかもしれない。しかし、純粋な研究だけで学会が成り立つものではない。

参加者の少ない学会の会長からは、医局に連絡があり、君のところから演題はいくつ出せるのか、というような電話までかかってくる。学会の数が増えれば、それを運営するために、無理に参加人数を増やすことになる。となれば、そこで研究発表する医者の経済的、時間的負担も増えることになる。その結果、同じようなものを繰り返し発表するという実に無駄な状況になってくる。

学閥がらみ

学閥がらみであるから、他の大学の教授からの要求であっても、それを断ることはできない。断れば、今度は自分が会頭になったとき頼めなくなるばかりか、そういうボス的存在の教授は、他の学会も牛耳っているために、何らかの被害をこうむることになる。以前、大きな学会の研究内容がその前後に行なわれた学会の発表内容と、二割くらいが同じであったと報道され問題になったが、それはかなり以前から行なわれ、現在でも行なわれていることのようだ。

そういう要求に対して、医局員にとにかく研究発表をしろという命令を下し、前月発表した内容の演題名を変えて、他の学会に発表させることもあり得る。

学会を運営するメリットは、会長という肩書きができ、自分の研究分野を世間に認めさせることができることだ。さらに、その研究が新薬開発につながると考えれば、製薬会社にスポンサーになってもらうことができる。そういう関係になっておけば、寄付金も集めやすくなるという話もあるようだ。

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