雑学まとめ

当サイトでは、明日すぐに友達に話したくなるような、あらゆる情報を紹介しています。

自動車

外車と輸入車という言葉の持つ意味と過去の歴史

投稿日:2014年11月4日 更新日:

ガイシャ、という言葉には、特別な物、という意味が多分に含まれていた。それは、ガイジン、という言い方にも通じるものだ。外車と輸入車、結局は同じものを指す、この2つの言葉には、じつは、ちゃんと意味の差が存在する。かつて、輸入車は外車と呼ばれていた。もちろん今もそう呼ぶ人は多いし、輸入車と言われてもピンとこない人も多いことだろう。

民族的な差異まで含めて、「ガイ」ものを有り難がった。事実、国産車の黎明期からモータリゼーションの発展途上期までは、輸入車と国産車には、明らかな差があった。舶来品、というのもそうだが、当時の日本人にとっては、外国のものはすべてが上等で、国産品より数段イイもの、という概念があったわけだ。つまり「ガイシヤ」は文句なく上等なものだったのだ。冷蔵庫でも洗濯機でもテレビでも、それは同じことだっただろう。

車の買取査定を上げる色々なポイント

その差を指をくわえて見ていたわけではない

もちろん国産メーカーも、その差を指をくわえて見ていたわけではない。品質面でも性能面でも、たゆまぬ努力を続け、およそ大抵の工業製品に関して、世界でもトップクラスの品質と性能と価格を実現し、経済大国を築く原動力となつたのはご存じの通りだ。つまり、少なくとも商品力の上では、もはや国産品は外国製に劣らぬだけのデキを達成したと言える。

努力と工夫によって品質を安定させ、故障の少ない機械を作り上げたことは評価できるとして、コストダウンのために可能な限り合理的な、裏を返せば必要最低限の作りに、豊富なアクセサリーや上手な仕上げによって付加価値をつける、というやり方だった。

クルマをその本質ではなく、見栄えで選ぶようになったと言ってもいい。ところが、その商品力向上の手法は、いかにも日本的なものだったのだ。結果として、価格の割にはお買い得感のあるモノはできたかもしれないが、それによって慣らされた日本人は、いつしかいろんなものがついているのが高級なんだと考えるようになってしまったのだ。

-自動車

執筆者:

関連記事

no image

カローラの評価-質感や居住性が向上

クルマに興味のない人でも、カローラの名前はご存じだろう。トヨタカローラは、ベストセラーカーだが、視界や取りまわし性が課題だ。現行型は従来型とはクルマ造りの指向性を大幅変更、欧州仕様とボディを共通化した …

no image

フェラーリ458スパイダー-モーターショーで世界初披露

フェラーリ458スパイダーが、ドイツのフランクフルトモーターショーで世界初披露。ミッド-リアV8エンジンモデルの新しいラインナップである458スパイダーは、フェラーリの技術力を介して行われたハンドリン …

no image

車の操縦性や安定性について

操縦性・安定性は英語では「スタビリティ・アンド・コントロール」といって、安定性のほうが先にきます。自動車は安定して走れてこそ操縦性の議論になるということから、「日本語も安定性・操縦性とすべきであった」 …

no image

車の疲労破壊について

「疲労」というとなんとなく人間くさい感じがしますが、人間の疲労はひと休みすると疲れはとれて元の状態に回復します(なかには回復しない人もいますが)。しかし、金属の疲労のほうはいくら休ませても回復すること …

no image

車の納車時に注意したりチェックしておきたい項目

保証付きの場合、自動車公正取引協議会の決まりでは、店はクルマを整備して納車するときに保証書を渡すことになっている。現在のところ、売られる中古車のほとんどに保証が付いている。安心して運転できるように保証 …