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ファッション

古着屋で買い物をするのはカッコいいことだが

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ファッション・ヴィクティムの世界では、古着屋で買い物をするのはカッコいいことだ。ただし、実際に生活保護を受けていて、服を全部そういう店で買わなければならない場合は別だけれど。二〇〇〇年のはじめには、ドレス・ダウンの傾向をジョン・ガリアーノが一歩前進させた。彼は、ホームレス・シックと銘打ったクリスチャン・デイオールのクチュール・ショーに、破れた布を紐で繋ぎ合わせた服を纏い、台所用品とお酒のミニチュア・ボトルをぶら下げたモデルたちを送り出し、パリのファッション・ピープルを駆然とさせたのだ。

今日では、服が古いということをほのめかすだけでも事足りてしまう。GAPとアバークロンビー&フィッチは、ヴィンテージという言葉をちょいと拝借して、工場から出てきたばかりのシャツやジーンズに使い、クラシックなスタイルをほのめかす作戦に出た。近年では、ヴィンテージや古着を活かす、イミテーション・オプ・クライストといったデザイナー集団などがヒップな存在だ。

かすれた文字でGAPヴィンテージと書かれている

筋金入りのファッショニスタの中には古着しか買わないと言い張る人もいるが、そういう場合は、何から何まで地元の古着屋で、それも投げ売りの商品で済ませるわけではないのが普通である。かすれた文字でGAPヴィンテージと書かれているけれど、れっきとした新品のばりっとしたTシャツそんなものに本当に騙されると思っているのだろうか?近年、H&M、ターゲット、日本のユニクロ、スペインのマンゴなどといったチープ・シックストアが安売りのトレンドを作り、かなりの収益を上げてきた。

真のファッショニスタの名に相応しい人は、ワードローブをこうした店の品だけで揃えることはなくあくまでも相対的な意味でチープなチープ・シックを楽しんでいる。今日では、お値打ち感を味わうのも楽しいことだ。モスキーノの低価格ライン、モスキーノ・チープ&シックの価格帯など、大抵の買い物客にとっては安いどころの話ではない。ヒョウ柄コートとスカーフの小売価格が一三四〇ドル、ペタル・トリム・セーターが六一五ドル。全く、大した質素さである。

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