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フランスの若者と日本の若者の違い

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彼女が心底感心したまなざしで、こう言った。典型的ブルジョワ家庭に育ったマダムMと東京の原宿を歩いていたときだった。これだけそろってストリートウエアの軍団に出くわすと壮観だわ。日本の若者ってすごいわね。日本にはヨーロッパで失われたマグマのようなダイナミズムが脈々と生きているわね。

せっかく親から、いや神様からもらった黒髪をほとんど全員が茶髪か金髪にそめ、服におこづかいをはたき、携帯電話にかじりついている、ということはこれらの若者たちがたしかに体制や社会に反抗しているのだ、と。彼女には原宿の光景がこう映ったのだ。

せいぜいタレントの真似か、雑誌のクリッピングを追いかけているにすぎない、という講釈を長々とマダムMに聞かせ、最後に日本のお先はあまり明るくないですよと付け加えると、彼女の目はまん丸になっていた。実際の日本の若者たちは、子どものころからルーズフィットのカジュアルウエアに身を包み、砂糖よりスイートな親や祖父母に甘やかされるだけ甘やかされて、いい子に育ったものだから、社会に反抗するなどという気骨はさらさらもちあわせていない。

当然自分で服装を選ぶようになる

フランスでは、テイーンエージャー(中学生と高校生)ともなると当然自分で服装を選ぶようになる。親に対する第二反抗期のはじまり。彼女たちから小学生のころの清楚さは消え失せ、ジーンズとTシャツの時代に突入する。気どったお嬢様スタイルなんてダサい。要は親がいやがる格好がカッコいい、ということなのだ。

パリの少女たちは幼少期、きちっとしたウールのワンピースに身を包み、ひも靴で足をしめつけられ厳しくしつけられる。するとティーンエージャーになり、ある度親からはなれると、突然親や社会に対するアンチテーゼ探しに一路適進するこなる。さらに雨が降っても若きパリジェンヌたちが傘をさしているところを見たことがない。どうやら傘はオバン(ママ)が使う道具と見なされているようだ。

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