雑学まとめ

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宇宙

不確定性関係と言われている一つの結論

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宝くじがいくらの確率で当たるというときは、はっきりとしたことがある。ただ、それが自分に当たるかどうか分からないから確率はこうだと言ってるだけで、決して、当たってる状態と当たってない状態で重なり合っているという問題じゃない。

運動なり、場所なりの指定の仕方に限度があるというのが、「不確定性関係」と言われている量子力学から出てくる一つの結論。こういうことである確率と、こういうことである確率が、これがいくらで、これがいくら。で、どっちだとは言えない。これが二つ重なり合った状態である。これはふつうの確率の使い方とちがうんですね。

これはいくつかの可能な状態ーこっち側を通るという状態と、こっち側を通る状態との重なり合った状態を考えるんですけども、そういう量子力学的な考えを時間・空間のところへ持ってくると、宇宙のごくごく初めにはいろんな時間・空間のあり方があった。

それ以上絶対分からない

「決まってるけども、情報不足で分からないから確率で言うと」と言うときが、ふつうわれわれが言う確率です。ところが、量子力学では、それ以上絶対分からない。本体自体がどっちと決まってない。通ってくるとき、どっちを通ってきたか、われわれがずばらだから確率しか言えないんじゃなくて、ある意味で(一個の粒子が)両方通ってきた、そういう記述の仕方をしている。

いまのような、特殊相対論でいう光が一定の速さで伝わるような空間の可能性も、その中の一つとしてあった。そのほかにいろんな可能性があった。そういう重なり合っている、まだどれと決まっていない状態が、たぶん、最初の状態。そのうちの一つが決まってずーっと今日まで来た、そういうふうに考えるんです。

ですからそこでは、いろんな重なり合ってる状態をおしなべて記述するような時間・空間はない。時間・空間の決め方自体がまだ混沖としているときですから、いろんな可能性が入り混じっている。どれで測るかまだ決まっていないような時代がたぶんあって、そのうちの一つが決まって、後はずーっとそれで来たという感じなのだ、と。

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