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心理学

不安定な人格状態に陥った女性

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ある女性が願っていたのは、人間らしい夫を持ち、愛する大との間に子供を持ち、幸せな家庭をつくることであった。しかし、彼女がそのような自分に脱皮しようとすればするほど、摩擦とトラブルが続発した。愛する大ディマジオやアーサー・ミラーとの間で激しい争いを繰り返し、離婚せざるを得なくなった。

フェミニズムの指導者グローリア・シュタイナム女史は、「いまだったら、マリリンに代償を要求した映画界のボスたちの行為は十分にセクシャル・ハラスメントとみなされたに違いない」とコメントしている。

妊娠しても、流産したり、堕胎しなければならない立場に追い込まれた。このころからマリリンは、次第に、不安定な人格状態に陥った。そして、アルコールや薬物の依存症になってしまった。不安、そしていら立ち、絶望自分の心の中の種々の感情を自分で処理することができなくなってしまったからである。

彼女の絶望や喪失を裏付けるかのように、彼女はせっかく身ごもった子供を流産し、夫たちとも次々と離婚し、だれからも見捨てられた、幼い孤児のときと同様の破滅的な状況の中で一人死んでいった。

マリリンは死亡する数日前

マリリンは死亡する数日前、近くの遊園地に行って、子供たちが楽しそうに遊んでいるところを一人でじっと見つめていた。彼女の心の深層には、本当の父親を求めて得られなかった失意、自分を見捨てた母親との再会を願い、それがかなわなかったための絶望、そして、何もかも失った幼いころの喪失感が、次々に再現していたに違いない。

マリリン・モンローの多額な遺産は、ロンドンのハムステッドにあるアンナ・フロイト・センターに寄付され、現在、マリリン・モンロー・センターが設立されている。それは、マリリンと同じような身の上の、親から見捨てられた子供たちを助け、支えるためのセンターである。

彼女を診療した精神分析医の記録は、「情緒的に不安定で、極度に衝動的で、つねに周りの同意を必要とし、一人でいることに耐えられず、人の反対に出会うとすぐに抑うつ的になる」と彼女のパーソナリティを記載している。

-心理学

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