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ファッション

ファッションは虚栄心の上に成り立つビジネス

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私たちは自分の体への愛と憎しみを行き来するジェットコースターに乗っているのであり、それが上り下りするたびに、ファッションがおいしい思いをしているのである。もし、揺れ動くのをやめてありのままの自分を愛するようになったなら、もう服を買いたいという強い衝動など感じなくなるだろうし、自分を大嫌いになってしまえば、素敵に装いたいなどという欲望はきれいさっばり捨ててしまえるだろう。

ファッションは虚栄心の上に成り立つビジネスであり、私たちが絶えず自己愛と自己嫌悪との狭間で揺れることがゲームの必須条件なのだ。ファッションが掲げる理想体型に一層こだわり、不満解消のためにさらに服を買い込むことで、もっと深みにはまっていく。私たちとファッションとの罪のなすり合いは続く。私たちは、ボディ・イメージの悩みを抱かせたと言ってファッションを断罪しておきながら、そのシステムに背を向けたりはしない。研究者たちも調査・報告を行って、業界の悪巧みを暴いてきた。

気が遠くなるほど大量に存在する

今では、ファッションがネガティブなボディ・イメージを引き起こすと警告するデータは、気が遠くなるほど大量に存在する。スージー・オーバックが七〇年代に出したダイエットの本はもういらないや、ナオミ・ウルフの一九九〇年の著美の陰謀、女たちの見えない敵など、女性に自分の太ももを嫌わせる陰謀を企てたとして、ファッションとメディアを槍玉に挙げるフェミニズム本が続々現れた。

ファッションはネガティブなボディ・イメージを引き起こすのかどうか。これは、何十年にもわたって、ファッション評論家や心理学者、フェミニスト、果ては政府までが好んで論争してきたテーマである。拒食症・過食症の女性を対象としたオーストラリアの研究では、メディアのイメージに影響を受けていると思っている女性は七五%に上ることがわかった。ティーンエージャーの少女を対象としたある研究では、実際に太り過ぎの少女は二九%しかいなかったのに、雑誌を見ると痩せたくなるという少女が約五〇%に上った。

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