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心理学

動物同士の誘引力はホルモン・サイクルによるのか

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動物行動学者のフランク・ビーチは、一九七六年に同じような観察記録を残している。「交配するかしないかは、メスの性ホルモンの有無と同じくらい、各個体の好みに左右される」。ホルモン・サイクルとは関係なく特定のメスを好むオスがいるように、メスのほうも、集団のなかでの地位に関係なく特定のオスに惹きつけられる。

動物同士の誘引力はたんにホルモン・サイクルによるのだ、と考える人もいるだろう。オスが特定のメスを選ぶのは発情の生理のためだ、と。しかし著名な科学者であるグドールの考えはちがう。彼女は、「チンパンジーにとって、ホルモンの影響とはいっさい関係のない相手選びが重要なのはあきらかだ」と書いている。じっさい彼女は、数多くの霊長類のオスは、「特定のメスにたいしてはっきりとした好みを示し、それはホルモンのサイクルとは無関係だと考えられる」と主張している。

ダーウィンは一年以上も前からその点に気づいていた。著書人類の起源のなかで彼は、きわめて攻撃的な種であっても、メスがいちばん強くて勇敢なオス、あるいは繁殖期にいちばんの好成績をあげているオスに惹きつけられるとはかぎらないと指摘している。

種が異なればモテるタイプもちがってくる

種が異なればモテるタイプもちがってくる。多くの種のメス(人間の女性もふくめて)が、高位のオスに惹きつけられる傾向にある。一等地に巣を構えるオスを好むのもいる。守ってくれたり、子育てを手伝ってくれたりするオスを好むのもいる。

「むしろメスは、オス同士がう前だろうが、あとだろうが、とにかく無意識のうちに特定のオスに興奮し、それを好むと考えられる」ライオン、オオカミ、コウモリ、そしておそらくは蝶も、交配相手を見わけ、あるものを頑として拒み、あるものへの求愛に全エネルギーを注ぐのだ。

左右のバランスがとれた尾羽や、いちばん赤い顔をしたオスを好むのもいる。それ以上に、オスはメスの健康状態やからだの大きさやかたち、そして年齢を気にすることが多い。しかしグドールによれば、霊長類にとっては「個性」もまた大きな意味があるという。

-心理学

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