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土砂崩壊対策-よいリーダーは皆さんの様子を見ている

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待望の三〇〇〇メートルの夏山です。谷筋に残る雪を雪渓と言います。日本アルプスの山々には真夏でも雪の残っている山がたくさんあります。さすがに春は尾根筋にも雪がありましたが、いまは谷筋だけです。少し離れた所から見ると白い雪渓と、緑の尾根のコントラストが美しく、近寄ると尾根沿いに高山植物が咲き乱れており、真夏の雪とあって物珍しさもあります。

白馬岳の大雪渓では雪渓が登路になりますし、剣岳や穂高岳でも雪渓を通過する所があります。初めての方は滑りやすいのでっいい下ばかりを向いて歩きがちです。まして荷物の重い登りではさらに下を向きがちです。一緒に行ったリーダーは何か落ち着きなくキョロキョロしています。これらはもちろん冬や春の雪崩や雪解けの時に巻き込まれたものが多いのですが、雪渓の縁では今も雪解けが続いており、岩や土砂の崩落が起きておりますし、雪渓の上にのった石が雪が解けて落ちることもあります。雪面を見ているとけっこう石がのっています。

雪渓でもかなり頻繁に起きている

落石というのは岩場だけでなく、雪渓でもかなり頻繁に起きているのです。ほとんどは最大傾斜線沿いに高い所から低い所へ落ちてきますが、中には偏平の石でカーブしながら落ちてくるのもあります。しかも、雪の上を落ちる石は、意外に静かに落ちてきます。山で落石を見かけたらラーック落石と大きな声で注意することになっています。そういう声を聞いたら、すぐ上を見てください。

自分に向かって来ているようなら最大傾斜線からはずれる方に逃げてください。よいリーダーは、皆さんの様子を見たり、天気を見たり、石が落ちてこないか、雪渓上の正しいルートを歩いているのかとキョロキョロしています。一緒に下ばかり見ているリーダーは考え直した方がよいかもしれませんね。自分が安全な位置なら下にいる人にラーック落石と大きな声で注意してあげてください。でも、あまり余裕のない皆さんはマネをしないようにしましょう。皆さん自身がラーックになってしまわないようにするのが一番です。

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