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医療

ドミノ移植は新しい治療法として賞賛されていた

投稿日:2015年10月19日 更新日:

病気腎移植は人目を忍ぶように内緒で行われていた。そして、発覚した途端にマスコミから嵐のような非難を浴びることになった。一方のドミノ移植は堂々と記者会見をし、むしろ新しい治療法として賞賛されていた。

二十年後にかなりひどい病気になるのがわかっているような肝臓でも、それまでの間助かるのなら、ということで移植に使われる。二十年の猫予があるとはいえ、病気賢移植と比べると、確実にその移植を受けることで病気になるという点では、こちらのほうが、より「病気」移植と言えるかもしれない。

マスコミの扱いの違いを考えると、一つには記者会見を堂々とやることに意味があり、そういうものにマスコミが弱いという部分があるのだろうが、もう一つとしては、「偉い先生」のやることは立派なことというマスコミの権威主義があると考える。

古くは脳死判定のないころに、いい加減な判断で心臓を取り出し、一九六八年に日本初の心臓移植を行った心臓移植もそうだったが、実験的な医療としてどうしても許すことのできない、まさに「人体実験」に、一九八四年にれた筑波大学の脳死による勝督同時移植というものがある。

ドミノ移植を行った先生は

脳死法案ができる前に、脳死の患者さんから購臓と腎臓を取り出し、心臓死に至らしめたのだから、法的には殺人にあたるし、実際、殺人罪にも問われた(結局、起訴はされなかった)のだが、それに関しては、あえて問わない。

ドミノ移植を行った先生は、日本移植学会理事長として、この病気腎移植を不適切としたり、病気腎移植をアメリカの移植学会で発表するのに反対の書簡を送ったりしているという。もちろん大学病院で起きる医療ミスはときどき報じられるが、かなり実験的で危険な医療であっても大学病院なら許されるというところは昔からある。

事件の場合、一介の地方の医者がやったとされるものなのに、そのドミノ移植については京都大学の教授が行ったものだから、マスコミの間で「立派な医療」「医学の進歩」とされているように思えてならない。

ドミノ移植は新しい治療法として賞賛されていたという話は、何とも不思議な話である。

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