雑学

電報はどうやって誰が届けているの?

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NTTの電信柱もほぼ同じ

電報はどうやって誰が届けているの?

電報はどうやって誰が届けているのかご存知だろうか。電話やメールの普及で緊急の必要性は低くなったが、今でも慶用などに欠かせないのが電報だ。意外なことに電報は郵便局の配達員ではなく、運送業者が届けているようだ。

NTT東日本の場合、電報の配送業務はテルウェル東日本という子会社に委託しているというが、配達しているのは郵便局の配達員だと思ってしまうが、日本で電報を取り扱えるのは、電気通信事業法で定められているNTT東日本とNTT西日本、主に国際電報を取り扱うKDDIの3社に限られる。

運送業者に配送業務を再委託

テルウェル社はさらに、地域事情に詳しい信用のおける運送業者に配送業務を再委託しています。業者の名前や数までは公表できませんが、どの世帯にも依頼を受けてから3時間以内に配送できるよう業者を選定しています(NTT東日本広報室担当者)。

日本電信電話公社が民営化された

1985(昭和60)年4月に日本電信電話公社が民営化された。コスト削減の必要性から、1987(昭和62)年2月に民間業者への委託が完了したというわけだ。かつては各地の電話局の職員が電報を配達していた。

各地域に緻密に配置されていた電話局が

しかし、各地域に緻密に配置されていた電話局が、電話交換機のデジタル化にともなって減少。電報配達の拠点が少なくなったことで、電話局の職員が3時間以内に配送できる条件を満たすことが難しくなったそのため、徐々に民間業者への委託が始またそうだ。

花キューピット、でお馴染みのフラワー電報の場合は、契約した花屋に再委託して花屋が直接届けます。一部の離島には再委託業者がいないので、近くの業者がフェリーに乗って島まで届けています(NTT東日本広報室担当者)。

電文をタイプする台紙や、押し花電報、ぬいぐるみ電報の在庫は、業者ごとにストックしておいて、NTTが定期的に在庫を確認しているという。そういえば、郵便配達員はしょっちゅう見かけるが、電報配達員を街で見かけないワケだ。

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