雑学まとめ

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心理学

自分のできることとできないことを識別

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Nさんには、自分のできることとできないことを識別し、すべてのことが何でもできるというよりは、このことができない、このことはできるというふうに、自分の能力を明確にして暮らしていきたいという気持ちが強くあった。

Nさんのイメージが定着するにつれて、Nさんはみんなに信用され、重んじられるようになった。NさんのノーはNさんに威厳を与え、Nさんが引き受けてくれるかどうか、ノーと言うかイエスと言うかをみんなが注目するようになった。

自分のほうからノーを言って、できないことをはっきりさせることで自分の個性をつくり出す。何でもできるということでは、何でもみんなと同じになってしまう。むしろ人との差異をはっきりとクローズアップさせ、このことはみんなと同じようにするけど、このことはやらないという自己選択をはっきりと打ち出す。このことが個性につながる。

やりたいのにうまくできないという場合

最近は、日曜日には仕事をしないで休む、宴会の席ではアルコールを飲まないと断る、自分にはこれは向かないからできないと断る、とはっきり主張する人々が目立つようになった。どんなに仕事上のつき合いであっても、たばこを吸わないいちゃいちゃするような席は好きじゃないということを、は主張する面を許容する世界に、はたして日本の会社人間たちはこれからの課題である。

やりたいのにうまくできないという場合と、やろうと思えばできるけれど、あえてやらないという場合では大きなちがいがある。フロイトは前者を制止、後者を自己制限と呼んだ。もともとできることが、心の葛藤のためにできなくなる場合が制止である。

Nさんのような人柄は、なかなかしっかりしていて信用を博すという面もあるのだが、時によると、あいつはお高くとまっているとか、わがままだとか、自己主張が強過ぎるとか、冷たいとか、エゴイストだと言われて、人から敬遠され、潜在的に人望が得られないおそれもあるのである。

-心理学

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