雑学まとめ

当サイトでは、明日すぐに友達に話したくなるような、あらゆる情報を紹介しています。

政治

第二次世界大戦末期の国際政治における際だった断絶

投稿日:

一九一八年にロシアを防衛的に侵略したケースは、二〇〇二年九月に帝国主義的なビジョンを追求する急進的ナショナリストが宣言した予防戦争の理論のもう一つの前例であることに留意されたい。ロシアにおける社会秩序の変化と、その発展が他国に及ぼす悪影響の可能性を考えれば、ロシア侵攻は正当化できたのである。それゆえ、攻撃は防御なのであり、これもまた合理的な不合理であって、公式政策の仕組みがきちんと理解できれば、全ては首尾一貫していた。

ジャーヴィスの念頭にあったのは、民主的な平和だった。何世紀もの間、ヨーロッパ人は殺しあうことに専念し、その過程で世界の大半を征服してきた。第二次世界大戦末期の国際政治における際だった断絶(ロバート・ジャーヴィス)。一つの要素は、アメリカが初めてグローバル国家となり、ヨーロッパの競争相手を追いやり、他に匹敵するもののない経済力と権力を駆使して入念かつ巧妙に世界システムを構築したことだった。

西洋文明はその伝統的な慣習を過激に追求してきた

西洋文明はその伝統的な慣習を過激に追求してきたおかげで、自滅する瀬戸際にあった。民主的な平和が反映するのは、議論民主主義や市場経済といった制度とリベラルな規範が見事に組み合わさったものなのである。こうした要素は充分に現実的なものだが、それらが際だった断絶にどれほど貢献するかは、それなりに注意を凝らさなければ正確に評価できない。

冷戦の超大国間の対決もその理解から外れることはなかった。西洋の列強はまだ無防備な弱小国に対して暴力を振るうこともできるが、互いには力を行使しえない。一九四五年になると、彼らはゲームが終わったことに気づいた。次に再開される時は、それが最後になるのだ、と。ヨーロッパは今では内部的には平和になった。だが、グローバルな規模で見れば、その慣習も制度も、支配的な文化も、ほとんど変わることなく存続している。重大事が起こる兆候は、軽く見過ごすわけにいかないのである。

-政治

執筆者:

関連記事

no image

米国政府は自国の優位を維持するためにあらゆる手を尽くす

米国政府は自国の優位を維持するためにあらゆる手を尽くすという意思を明らかにし、イラク問題に関しては国連安全保障理事会を無視すると発表して、軍事力の行使を管理する国連憲章にもはや拘束されるつもりはないと …

no image

ソ連の脅威が常に語られグアテマラがソ連圏に武器を依頼すると

ソ連の脅威が常に語られ、グアテマラがソ連圏に武器を依頼すると、それに一層拍車がかかった。これはアメリカが攻撃を匂わせ、他国からの武器の供給も阻止した結果だった。一〇年にわたる希望と前進の幕間を、米国政 …

no image

ロシアの外交政策が民主主義の平和論にかなうのか

なぜ、冷戦は両超大国間の「熱戦」とならないまま、あれほど長く続いたのであろうか。なぜ、第三次世界大戦へと転化しなかったのであろうか?高度に成熟した社会が両大戦から教訓を学び、単に戦争をしなくなったと分 …

no image

国連が指令した場合の戦争への支持率はまちまちだった

国連が指令した場合の戦争への支持率は、一三%(スペイン)から五一%(オランダ)までまちまちだった。ギャラップ・インターナショナルから入手した調査結果と、東西ヨーロッパのほとんどの国の現地情報によれば、 …

no image

国連決議1441-アメリカ主導の安保理メンバーが支持したと見られた時

複雑な貿易制度は、実際にはアメリカが課した制裁措置の一環であり、イギリス以外に支援する国は無きに等しかった。だが、今ではその貿易制度が邪魔になった。イラク戦争の後、国連は再び無関係の存在となった。国連 …