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医療

大学病院の役職などの仕組み-医局の大きさはまちまち

投稿日:2014年11月24日 更新日:

旧国立一期の大学の付属病院だと、内科だけでも第一内科から第四内科まで医局があったり、私立だと専門の分野ごとに分かれていたりする。たとえば循環器内科、消化器内科、アレルギー内科とか、あるいは教授の専門ごとに分かれていることもある。大学の規模によって医局の大きさはまちまちだ。

そうした医局の人員配置はどの大学病院でもだいたい決まっていて、一番下が研修医で、扱いがよくないらしい。当直なんかも主に研修医の役目だ。イヤなことや面倒なことは何でもかんでもやらされる。現役で大学を出て二十四歳。すぐに研修医として医局に配置されて二年、それから非常勤になって数年勤めても、いつ助手になれるかわからない。ここが出世における一つのポイントになる。

学問的に優れた人は、経験は浅くても助教授に推されたりする。三十代の働き盛りを助手として送る人が大半だが、医学の虫にならなければ将来は暗い。助手もベテランになると医局長や部長を務める者も出てくるが、学問的業績が評価されてというより、人事管理や事務能力を買われて抜擢されるケースがほとんどだという。

研修医の上にいるのが非常勤の医局員

研修医の上にいるのが非常勤の医局員で、これはそれほどの数はいない。大学病院の職員と認められるのは助手からで、非常勤の医局員は一週間に二~三度顔を出し、病棟の患者を担当したり当直をしたりする。その上が助手で圧倒的に数が多い。研修医を叱ったりするのもこの助手である。病院の業務をこなし、大学で学生を教え、その合間をぬって自分の研究に従事する。一番の働き手であり、医局の仕事はほとんど助手が取り仕切っている。

助手の数は決まっていて、欠員が出たら教授が補充を指名するわけで、教授がその気になれば他大学の人間を連れてくることもできる。助手の上が講師、それから助教授、教授であるが、このクラスになると臨床の仕事は少なくなる。助教授は教授になる一番近い位置にいるので、医局員は教授と同じような扱いをする。その助教授がよほどへマをしないかぎり、順当に教授にあがるからだ。

学会や講演会など、学碑の仕事が増えるので、定年までゆったりと仕事をしていく雰囲気ではない。そもそも助教授になれるのは教授の一番のお気に入りなわけで、教授と助教授は一体なのである。

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