ニューヨーク州立大学の社会衛生学部では、なぜ長子が高知能・高学力になっているのかについての見解を出しています。それは長子は親に期待され、多くの時間をともに過ごし、不断に知的刺激をあたえられて成長してきたからであると説明し […]
教育
長子が学力が高いという特徴
外界からのいろんな刺激は、子どもの知的好奇心の発現を促し、思考を活発にさせます。長子の場合は、各地各所へ連れて行ってもらう過程で、「あれなに?」「どうして、そうなの」と、ところかまわず質問を親に浴びせたはずです。 休日に […]
漢字のわからない子供のその後の影響
ふだんからいろんな本をよく読んでいる子は、自然に漢字になじんでいます。書くこと自体はやっていませんが、印刷してある漢字はひとまず読めるようになっています。教室で新出漢字を習うとき、その漢字はすでにおなじみです。筆順さえ教 […]
見える学力を伸ばすには
見える学力を伸ばすには、それを支えている目に見えない学力を、うんとゆたかに太らせなければならない。貧弱な土壌では、果樹の実も、ちっぼけなままでしかありません。小学校で習う勉強の多くは、子どもの生活空間で見たり、聞いたり、 […]
言語を獲得する能力をもって生まれてきているということだけ
人種にかかわりなく、男でも、女でも同じ。遺伝的資質として確認されているのは、言語を獲得する能力をもって生まれてきているということだけ。たとえば猿や犬は、ごく簡単なことばしか理解できません。せいぜい一〇〇語までです。まれに […]
もっとユニークな人生もっと快適な生き方
ある子はマイコンに、ステレオに、ハムに、文学に、政治に、ディスコに、オートバイにと、熱中する場合がしばしばあります。あるいは受験そのものに疑問を覚えたり、エリートを志向することをきっぱり拒絶したりして、たちまちのうちにド […]
子供は大人の意のままにはなりません
子どもは機械やモーターではありません。おとなの意のままにはなりません。野球なら死に物狂いで練習する子なら、甲子園へ行くなり、プロ野球でなりわいをたてたらよい。囲碁なら食事も忘れて研究にふける子は、その道へ進ませたらょい。 […]
傘下の各中学校からトップレべルの子どもをよりぬいています
公立の著名な進学高校は、傘下の各中学校から、トップレべルの子どもをよりぬいています。そんな高校でも、国立大学に合格する生徒は三分の一を下回ります。そのつぎのランクの高校となると、学年で一位以内、クラスでトップでないと、ど […]
六〇年代のはじめはすべての子どもに高学歴獲得のための門戸を開きました
日本では、六〇年代のはじめはすべての子どもに高学歴獲得のための門戸を開きました。銘柄大学をめざしての受験戦争は熱狂的になりました。むだにエネルギーを費やしました。そこで手直しに出たのが、教育正常化という名の鎮静化政策です […]