哲学入門

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脳髄学者の叫び声を許容したら

脳髄学者の叫び声を許容したら、ほとんどの哲学研究者は自分のなしていることがあまりにも無意味でみじめでもう生きてはいけない。叫び声を抑えつづける学者たちは、そうしているうちに無味乾燥な仕事にわずかな喜びを覚えることになる。 […]

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私の暗黒な無知がたむろしているということになった

私の知識のすぐ隣には、私の暗黒な無知がたむろしているということになった、と語るある専門家。私の知的良心は私が一つのことだけ知って、ほかのいっさいを知らないようにと要求する。およそ中途半端な知識の持ち主、おぼろげな者、はっ […]

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学者批判はかつての自己批判

ある先生は語る。ある経営学の本を書いていたときのことである。棚にならんだ雑誌の背表紙を目で追いながら、ほこりをはらい、めざしている年をさがす。書架の下のほうにようやくそれを見つけて、しゃがみこんで手にとってみる。 古典的 […]

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読まれない研究論文たち

カント研究に関して、タイトルを挙げてみましょう。 「カントの実践哲学体系における国家哲学の位置」「カント純粋理性批判における超越論的思考と超越論的演経「時空の経験的実在性と超越論的観念性」「カントの最高善思想」「純粋理性 […]

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日本の哲学研究者が日夜研鎖している仕事

カント研究に関して、一部タイトルを挙げてみましょう。「カントにおける共同体の概念と神」「超越論的統覚としての身体」「カントにおける現存在」「カントにおける尊敬の感情についての一考察」「カントにおける言語と記号の問題」「カ […]

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彼はオネトムであると言われるようでなければならない

人から「彼は数学者である」とか「説教家である」とか「雄弁家である」と言われるのではなく、「彼はオネトムである」と言われるようでなければならない。この普遍的性質だけが気に入る。ある人を見てその著書を思い出すようでは悪い兆候 […]

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学者の虚しさは大きく分けて二つの面をもっている

学者の虚しさは大きく分けて二つの面をもっている。第一に、「専門バカ」という言葉が表すように、一つのことだけにかまけて人生を終わるそのバカバカしさです。普通人々はこういう学者や芸術家を「好きなことができて美深ましい」と誉め […]

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大衆の立場から発言しなければならない現代の傾向

中卒ってだね、貧乏人って×××だね、と語ることは厳しく禁じられている。私たちは彼らをメタメタに撃敬しつづけねばならない。みんな、なんの特権ももっていない者、大衆の立場から発言しなければならない。 どのチャンネルを回しても […]

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自然ではないという暗黙の論理

結婚間近の若いカップルには心から「お幸せに」と声を掛け、仲むつまじい若夫婦を見て「いいなあと思うことでしょう。だが、色恋沙汰が男どうしの関係だったり、近親相姦だったりしたとたんに、厳しい目つきになる。自然でなく「倫快でな […]