哲学入門

哲学入門

五分間ほどのスピーチを終えて

大学の研究室や学会の席で、この文章を読んだ弟子たちから「先生、読みましたよ。大健闘されましたねえ」と言われ、この教授が「そうだろ、きみー。あれぐらいやらなくっちゃねえ」と満面笑みをたたえて答えている場面が眼に見えるようで […]

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学者の立ち回りが下品で野心的

二流(以下)大学の先生方と比べてとくに野心的でもとくに下品でもない。むしろ、一流(以下)大学の先生方の中に、どうしてしまったのだろうと思うほど下品で野心的な人をよく見かけます、と語るある専門家。彼らは扉のすぐ前に並んでお […]

哲学入門

上品と下品

小田急線や京王線の新宿駅でとくに夜遅い時刻の急行のドアが開くや否や、今までホームで穏やかなふうを装っていた乗客たちのあいだで露骨な席取り競争が始まり、アッというま、ほんとうにアッというまに席は埋まってしまう。そんなとき、 […]

哲学入門

哲学者らしい部分は単純に静かに生きること

プラトンやアリストテレスと言えば、長い学者服を着た人としかだって人並みの人間で、ほかの人たちと同様に、友達と談笑していた。そして、彼らが法律や政治学の著作に興じたときには、遊び半分にやった。それは、彼らの生活の最も哲学者 […]

哲学入門

哲学が教えるのは行なうことであって語ることではない

哲学が教えるのは行なうことであって、語ることではありません、と語るある専門家。哲学が要求するのはこういうことですー各人は自己の方式にのっとって生活すること、言うことと生活が矛盾しないこと、さらに内なる生活そのものが自己の […]

哲学入門

哲学研究者が虚しさを感じた時

「哲学研究」が虚しくなってきた、と語るある研究者。いや、恐ろしくなってきたのです。なぜなら、こうした営みは、自分のうちにわずかに残っている生き生きとした自由なものの見方や感じ方を枯渇させるように思われるから。いつのまにか […]

哲学入門

人生を半分降りる哲学的生き方

自分が気に入った哲学の古典ならいくらでも読みたい。幸いなことに哲学の場合、正真正銘の古典はきわめて少数ですから、それらのうちから自分のセンスにあったものを選び味読するのは難しいことではありません。しかし、ここに大きな問題 […]