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医療

病院の受付嬢が対応に苦労した来院者たち

投稿日:2015年5月3日 更新日:

最近の大病院の薬局や受付は、オープンカウンターが一般的である。内と外はちょうど銀行のカウンターのようになっていて、全体が見通せる。しかし、ここの病院の脳神経科の窓口はワケあって昔ながらのスタイルのまま、厚いガラス窓の手元の部分だけが細長く開けられている。ちなみに、この病院では診察券を科ごとに発行する。だから同じ病院でも、うっかり別の科のカードを出してしまう場合もよくある。しかしある日、Mさんの前に中年の男性患者が出したカードは、違う科どころか違う病院の診察券だった。

これ、違いますよと、診察券を何気なく患者さんに差し戻したMさんは、思わず息をのんだ。患者の顔がみるみる赤くなり、目がつり上がってきたのだ。血まなこになってバタバタとサイフを探り、再び出したのが今度は銀行のキャッシュカード。Mさん困惑し、これも、と言いかける前に、サッと今度は市の図書カードを突き出した。患者はすでにものすごい形相だ。その表情は明らかに尋常ではない。しばらくして、患者の真っ赤になった顔は一変して徐々に青くなり、唇がガタガタ震えてきた。

彼は次から次へとすさまじい勢いでカードを出し、ついにバンッとカウンターをたたいてこう叫んだ。なんだッ、なにが悪いッ、オレのカードだッ、文句あるのか!ただただどなるばかりである。その場はすぐに古参の主任に替わってもらい、事なきを得た。

耳にキンキン響く女性の声

耳にキンキン響く女性の声で、10時に予約したGですけど、遅刻します。出勤したばかりのMさんを奇妙な電話が襲った。は?遅刻しますからッ。ガチャッ。堂々と遅刻を予告する女。Mさんが時計を見ると8時半。あわててパソコンでカルテを検索すると、問題のGという患者の住所は、なんと病院から目と鼻の先である。確信犯だ。

このやりとりは、脳神経科センターの受付にまわされた医療事務員のMさん26歳が、市民病院から転任早々に直面した初めての出来事である。そのくらいなら大したことないよ。そのうち他の科とちょっと違うってことが少しずつわかってくるよと、同僚は意味深長である。たて続けの奇褐にショックを受けるMさんを、さっきの同僚がなぐさめる。気にしてたら身体がもたないよ。そのうち慣れるさ、と。

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