雑学

豚に真珠は聖書の言葉だった

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

豚に真珠は聖書の言葉だった

「猫に小判」と並べてよく使用される「豚に真珠」という「ことわざ」がある。値打ちが分からないものに価値があるものを与えても無駄だということを意味することわざはいくつかある。

猫に小判、犬に論語、豚に真珠などがそれである。猫に小判とは、猫に高価な小判を与えることである。高価なものを与えても、なんの反応も効果もないことのたとえである。また、どんな貴重なものでも、その価値が分からない者に与えては、何の役にも立たないことを意味する。

犬や豚は、モーセの律法下では汚れた動物とされていた。そのため、律法の元で生きるユダヤ人にとっては、汚れを意味する印象の良く無い動物だ。

その他、猫に小判だけではなく、犬に小判、鶏に小判という表現もある。犬に論語とは、どんなに道理を説いて聞かせても効果がなく、無駄であることのたとえである。類語としては、馬の耳に念仏や犬に念仏、猫に経という表現があげられる。これらのことわざはすべて古代中国や日本でうまれたものかとおもわれがちだが、豚に真珠は西洋で生まれたことわざである。

この言葉はイエス・キリストがいった言葉として知られ、新約聖書にも記載されている。これが、イエス様のことばだというのは、読者にとって意外なことではないだろうか。新約聖書のマタイによる福音書によると、キリストは聖なるものを犬に与えるな。また真珠を豚の前に投げるな。

恐らくは足にて踏みつけ、向き直って汝らに噛みついてくるであろうといったという。豚は、蹄は分かれているが汚れた動物であり、その肉を食うべからずとあるほどだ。しかし、実際には、ヨー口ツバ人は豚を軽蔑しつつも豚肉を美味しく味わっているのである。

人間にとって真珠は価値があるかもしれないが、豚にしてみればそれは何のありがたみもないものだ。

Good-byeの意味

英語で別れのあいさつとして口にされるGood-bye。日本でも、子供が相手の場合や親しい友人どうしなど、これを変形させて、バイバイ、バーイなどということもある。このGood-byeは、さようならとだけ訳されるが、じつはGod by with youが短縮したものだ。God by with youは、直訳すると、神があなたとともにいるというよく分からない意味になるが、実はI withが省略されている。

神のご加護があらんことを、神があなたをお守り下さいますようにといった意味である。人と会って別れを告げるとき、相手への無事と幸運を願う気持ちから、神があなたをお守りくださいますようにといっていた。これがいつしか短縮され、さらにGodが、朝のあいさつである、Good morningなどからの類推で、Goodに置き換わったのである。いわば相手への思いやりとキリスト教の信仰から生まれたのが、グッドバイなのだ。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加