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ブッシュ政権は安全保障が口実に使えなくなると過酷な経済制裁を課した

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初代ブッシュ政権は、安全保障が口実に使えなくなると、更に過酷な経済制裁を課することで対応した。ビッグズ湾侵攻は実際には正しかったのだと、ケネディ大統領は断言した。ケネディ兄弟は内輪の話し合いで、キューバにおけるソ連のミサイルの存在は、アメリカのベネズエラ侵攻を、妨げるかもしれないと危惧していた。一九九二年の選挙戦中、クリントンはブッシュを正面から攻撃したのである。クリントンからの圧力を受けてのことだ。

専門家による調査からは、別の結果が伝えられている。この研究に関しては、アメリカではほとんど語られていない。例えば、米世界保健協会による詳細な研究は、経済制裁によって健康に深刻な被害が出ており、人道的な大惨事を免れているのは、ひとえにキューバの医療制度が優れているからだと結論している。

経済制裁は国内からもかなりの批判を浴びるようになったが、それはアメリカの輸出業者と投資家、アメリカの標準的な見方では、経済制裁の唯一の犠牲者に被害が及ぶという理由からで、キューバ人には一向に影響がないと考えられた。一九九六年になると、経済戦争は一層激しさを増し、アメリカの最も親密な同盟国からも怒りの声が上がるようになった。

いかなる援助も許可しないとした

一九八〇年八月に西インド諸島がハリケーンに襲われた時、カーター大統領はグレナダを除外しない限り、いかなる援助も許可しないとした。一九九九年に、クリントン政権はテロ国家の公式リストにある全ての国について、そうした制裁措置を緩和したが、キューバだけは別扱いとなり、特別な処罰の対象とされた。とはいえ、この点に関しては、キューバだけが例外だったわけではない。経済制裁は食料や医薬品にいたるまで、事実上あらゆるものの輸出を禁じてきた。

それは改革主義者であるモーリス・ビショップの政府が自主的に行った何らかの行為に対する懲罰だった。被害を受けた国々がグレナダの除外に反対すると、この世界有数のナツメグ産地が存亡の危機に瀕していることを認識しもせず、カーターは全ての援助を棚上げにした。

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