雑学まとめ

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宇宙

ブラックホールはX線で観測される

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強くエックス線が放射されるのは、近くにガス源となる大きな星と重力崩壊した星が近接した二重星系を作っている場合。二重星エックス線源の多くは中性子星です。重力崩壊した星がブラックホールか中性子星かの区別はその質量で判定されます。すなわち、質量が太陽の二倍ぐらいより重ければブラックホールです。

光などのエネルギーをいっさい発しないブラックホール本体が観測されるなどということはありえません。なのにときどき「ブラックホールが発見された」と報じられます。一体、何を観測して発見したのでしょう。多くの場合、それらはエックス線源です。エックス線は決して地平面の中からくるのではなく、ブラックホールに引き付けられてきたガスが高温になって、地平面のはるか外側で、発せられたものです。

宇宙はしだいに輝く星のない暗黒の姿に確実に近づきつつある。このことは、星が膨大なエネルギーの生成所であることを考えれば、当然のことといえます。地上でもエネルギーを生成すれば、必ずその見返りとして廃棄物が生じます。すなわち燃料が役立たずの燃えかすに変わります。

ブラックホールの周りが明るく輝くのは

ブラックホールの周りが明るく輝くのは、それが周りの物質を吸い込みつつある期間だけ火の玉の残光=星の宇宙の前の姿星はエネルギーと元素をっくって終末をむかえます。このような個々の星の一生を何世代も繰り返して、宇宙は全体として老化していきます。エックス線天体の正体が中心のブラックホールであるという例は、このほかに、銀河中心核があります。この場合の質量は太陽質量の一〇〇万倍から一億倍です。

星でのエネルギー生成の廃棄物は、重い元素と燃え尽きた星の残骸(中性子星やブラックホール)です。星が世代を重ねるたびにこの廃棄物が増大して、輝く星を作る原料が減少していくのです。原料は有限ですから、宇宙は有限の時間内に暗黒になるはずです。宇宙は一方的に老化の道をたどっているにもかかわらず、現在の宇宙にはまだ多数の星が存在しているのはなぜでしょうか?星の輝く宇宙がはじまって以来まだ十分に時間がたっていない、ということです。

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