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宇宙

ブラックホールというのは質量の決まったものじゃない

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質量の小さなブラックホールもあってもよい。ブラックホールというのは、何も質量の決まったものじゃない。簡単にいうと、ある半径から中へ入ったら出てこられない領域を持つものをふつうブラックホールと呼んでるわけです。

地平線。その中からは光が出てこられないという。その地平線の面の半径ということで、ふつうブラックホールの大きさと言っています。太陽の質量だと三キロなんですけどもーそれより重い星しかブラックホールになりませんから、三〇キロとか、五〇キロとか、そんなのが半径だと思うー真ん中から三キロ以内ですと、もう出てこられない。

質量は何でもあり得るんですけども、実際に宇宙の中で起こっている出来事でブラックホールがつくれますかと言われると、そういう意味で可能な質量は非常に限られてくる。ブラックホールをつくるという観点からいうと、星の終末でできるというのが、一つの確実にあるブラックホールの製造法です。

ブラックホールは固有名詞じゃなく

ブラックホールは固有名詞じゃなくて普通名詞みたいなものです。定義というか、そういうものですから、質量は何でもいいわけです、そういう意味では。それは物理的に何でもいいということです。質量は何でもいい。ただ、この宇宙にどんな質量のブラックホールがあり得るか、ブラックホールをつくるプロセスが実際に起こっているかどうか、そういうプロセスが実際に現存しているかどうかということはまた別の話です。あり得ても起こらないことはいくらでもありますから。

ブラックホールになる、たとえば太陽より一O倍重い星があったとします。そこから一光年離れた場所でずーっとその星を見守っていたとする。そうすると、一光年離れたところで重力が働いています。ブラックホールになっても一光年離れたところへ働く重力は同じです。星の終末でできるブラックホールの質量はある範囲に限られています。その時の重力はその質量に伴うふつうの重力です。星のときと同じです。

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