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宇宙

ブラックホールに落ちたらどうなるのか?

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無限の時間で落ち込んでいくというのは、外から見ての話。中に入って、中をグルグル安定にまわる軌道に乗ることは絶対にない。軌道が存在しない。それは見た人はいませんけれども、相対論の結論はそういうことなんです。ですから、どうしても助からない。ブラックホールの中では、真ん中へ真ん中へと引っ張られるだけで、ブラックホールの中に入って中心から一定距離の所へとどまるということは、グルグル回っていても真ん中に落ちないということはできないのです。

中へ入ったら、どんどん中へ引っ張られる。ある所へとどまっていることができない。落ちていく速度は何に対してかということになりますけど、まあ、光の速さ程度です。時間というものが一点にとどまることができないのと同じような意味で、空間の一点にとどまることができないということになっている。中へ入ったら出てこれない。また中へ入っても、大きな質量のブラックホールなら中といっても広いですから、中へ入って幸せに暮らすことができるなら中も外もいっしょだと思えるけれども、そうはなってない。

原子なんかが壊れるか壊れない

原子なんかが壊れるか壊れないかということは、そのブラックホールの大きさと入っていくものの大きさとの相対的な関係で決まる。それで、大きいものは一般に早く壊されます。というのは大きさを持つと落下していくときにも重力というのはーエレベーターのときは重力が消せると言いましたがー完全には消せないわけです。言葉で数学的に言うなら、ちょうど時間の一点にとどまれないのと同じ意味で、半径が刻々とかわらざるを得ない。真ん中へ真ん中へ行くという時間がたつ。

大きさを持っているものは、ある部分と他の部分とで重力の感じ方がちがう。たとえばわれわれが地面の上に立っていると、足の先は頭の先よりは強く引っ張られているわけです。すなわち、足は足のところの重力で落ち頭はそれよりゆっくり落ちるわけでしょう。だから、その差額を感じるわけです。

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