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コミュニケーション

同じ文章でもタイトルが違うだけで受け取り方がガラリと変わる

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同じ文章でも、タイトルが違うだけで、受け取り方がガラリと変わってしまうものです。教室の中で、タイトルを変えた文章を配ります。それで、「彼が取り出したものは何?」と問いかけます。それぞれ、「ラケット」「ギター」という答えが返ってきます。おもしろいのは、ラケットを思い浮かべた人は、なぜこの文章でギターを想起する人がいるかがまったくわからないことです。

同じように、ギターを思い浮かべた人は、ラケットを思い浮かべるわけがないと言います。そこで、「違うタイトルで読んでもらったのです」と種明かしをすると、一同驚くのです。先行する言葉が、次の言葉の意味づけを決定してしまうということに。

はじめに語られた言葉で、あとの言葉の意味づけがされるということを示すおもしろい実験があります。教育心理学が専門の教授は、学生たちに「ウィンブルドン」と題した次の文章を読ませて、何を想起するか、という実験をしました。

被験者が「ギター」を想起

「練習が大切である、と彼はずっと思ってきた。努力だけで成功できるというわけではないし、確かに天性の力も必要かもしれない。しかし、彼の今の位置をこのまま保ち、さらに次の位置を得るためには、努力することは必要不可欠マメなものなのである。彼はすっかり手になじんだそれを取り出した。それは、彼にとって単なる道具だけではなく、彼の分身のようなものだった。ゆるやかな曲線、しっかりと張られた糸。

彼がデビューしてから、これが彼をずっと支えてきたのだ。準備ができると(後略)。同じ文章を、別の学生たちには、「ライブハウス」というタイトルで読んでもらいました。すると「ウインブルドン」というタイトルで読んだグループでは、七七パーセントの被験者が「ラケット」を想起しました。ところが「ライブハウス」という題で読んだグループでは、六〇パーセントの被験者が「ギター」を想起したそうです。みなさんは、何を思い浮かべますか?

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