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ファッション

ボディイメージとはという問題と大きめサイズを受け入れようというテーマ

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当時の女性誌としては画期的なコンセプト。一九九七年には、ボディ・イメージ問題と、大きめサイズを受け入れようというテーマにまるまる一号費やすことを決めた。なぜボディ・イメージは国民的強迫観念なのかなぜ私たちは危険を冒してまで痩せようとするのか自分の体をどう愛するか。表紙にはプラス・サイズのモデル、エメを使い、このような見出し群で囲んだ。彼らは恐れおののいて、それじゃニュー・ウーマンはファット・ガールズマガジンとして名をはせることになってしまうと言ったわとテベル。

私としては、むしろ人騒がせな感じを狙ったんだけど、結局少しおとなしめのザ・ビッグ・イシューに落ち着いたのザ・ビッグ・イシューの販売部数は増えも減りもしなかった。この号の表紙のキャッチ・コピーを決める際に、テベルは雑誌広告セールス・チームに太めの逆襲という挑発的スローガンを提案した。表紙にいつもより体重の重いモデルを使ったことは、売上に関して言えば貢献も邪魔立てもしなかったわけである。

読者の手紙から判断する分には

読者の手紙から判断する分には、この号は大成功だった。感謝の手紙が次々に舞い込んだからだ。しかし、いいことばかりではなかった。理由は、ザ・ビッグ・イシューにはあまり魅力的なイメージがないというものだった(ちなみに、テベルはフランスにある多国籍企業だというだけで、会社名は決して明かさなかった)。この号がニュース・スタンドに現れて間もなく、大手化粧品会社がこの雑誌から広告を引き揚げてしまったのだ。

ニュー・ウーマン発行人や広告主側も、各々の言い分を述べるためにたびたび登場したが、テベルによれば、ある化粧品のマーケッターは魅力のないデブの大女がモデルをしている口紅なんか、誰も買いたくないと言い放ったらしい。この騒動の結果、彼女はさまざまな女性団体やラジオ・テレビ番組などに招かれ、この号について語るよう求められた。結局、発行人との間でクリエイティブ面に関する意見が対立しーそれにはザ・ビッグ・イシューに直接関係する面も、間接的に関係する面もあったーテベルは編集長を降りている。

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