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ボディイメージの変容に関して気分は無慈悲なほど激しく揺さぶられる

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セルフやコスモポリタンなどの雑誌は、今の自分の体を愛しているとキッドに語らせる趣旨の特集を組んで、サイズのふっくらした体からまばゆく発せられる自信を称えてきた。痩せていた時には悪いお手本とみなされていた彼女が、体重が増えたことでよいお手本になった。今では以前よりも大きいサイズ一〇のモデルとして仕事を続けているキッドは、摂食障害など患ったことはないし、モデルを始めた頃はまだ若くて体が未発達だったのだ、と強調するようになった。

道ですれ違った母親たちからは、娘が摂食障害を患うようになったのはあの娘のせいよ、と嫌悪感剥き出しで後ろ指を差されたし、当時のアンチ・ウェイフの記事では、ケイト・モスとともによく引き合いに出された。ウェイフ全盛期だった一九九〇年代半ば、ひょろりと痩せたモデルのジョディ・キッドは周囲から拒食症というビョーキのキリン呼ばわりされていた。

私たちの気分は無慈悲なほど激しく揺さぶられる

ボディ・イメージに関して、私たちの気分は無慈悲なほど激しく揺さぶられる。それは、ひとりひとりの自尊心をめちゃめちゃにするだけでなく、互いに敵対させる。ファッション・ヴィクティムは、めったに虚栄心を胸に収めておいたりはしない。それは、自分よりももっとファッショナブルに細い人の意地悪な噂話としてその姿を現すのである。気の毒なカルメン・カースの例みたいに。

こうした屈折した思考の内にあるメッセージは明らかだった。骨にきちんと肉がついている体を愛するのはエンパワーメントにつながるけれど、超スキニーな体を愛するのは、たとえ痩せの大食いの場合でも無責任だ、というものである。痩せ問題を語る時には、みんな容赦なく幸雑な言葉を吐く。しかし、それもどんなものだろうか?ファッションのおかげで、痩せている人間と平均的な人間と太っている人間が三つ巴で戦いながら、おそらくは誰も勝者になれないという状況が生まれてしまった。

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