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宇宙

ビッグバン宇宙論の根拠

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ビッグバン宇宙というのは、膨張が始まったという意味ですから「爆発」という言葉で適当だと思いますが、ただ、星が爆発するように、広い空間の中に物質が固まっていて、これが急に広がったということではありませんね。空間が膨張を始めた、空間が広がるというか、広がり出すようになった初め、「ビッグバン」はそのことを言っている。

空間自体が広がり始めるということですから。いまの相対論の考え方は、そういう星の爆発のようなものを思い浮かべると間違いなんです。これがどれくらいちっちゃいときから膨張が始まったか、現在からさかのぼりつつあるわけですけどもわかっているところで言いますと、いま見えているくらいの宇宙の領域、空間が一センチくらいに小さかったときよりももっと先に原因があるらしい、というあたりまできているわけです。

自然科学的につき詰めていくときには、ここまでは分かるといえるが、全体の像はやっばり分からないんです。「ここまでは分かる、ここまでは確かだ」という言い方をするわけです。だけどふつうの人たちは「まず全体のイメージを与えてくれ」とくるわけです。それは言えなくて、条件付きでこうだ、こうだと専門家は言わざるを得ないという苦しいとこがあって。だけど、全体のイメージもなくて、ここまではどうだ、ここまではどうだと言われても全然イメージがわかないというズレが生ずるんだと思うんです。

宇宙という考え方は

宇宙という考え方は、相対論でその可能性はある。もう一つは、いや結局は無限なんだ、無限に大きいもののあちこちに印をつけておけば、それがお互いの間を無限に縮まってくる、と。それはある意味で、初めも無限、あとも無限。その場合は、空間が膨張宇宙で大きくなったといっても、初めから無限といえば初めから無限なわけです。

結局は何だったかと言われると、やっぱり答えられないんです。ただ、昔はよく「振動している宇宙」なんていうイメージがあって、図に描いてあるものを見ると、一〇分の一くらい縮んではまた膨張してというような絵が描いてあるわけです。なぜ膨張したのかという理由をはぐらかしているようですけど、少なくともこの理由を求めるとすれば、一センチより小さかったときよりももっと前に求めなければいかんということまで分かってきているわけです。

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